日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
New York Philharmonicデビュー!!!
2008年09月24日 (水) | 編集 |
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「今日はかとりんと、夕暮れのマンハッタンにおでかけ~。」(byこたろう)

香取はじめての「夜のマンハッタン」デビューです!
目的は、ニューヨークフィル!!
ここの常任指揮者ロリンマゼール氏が9月で引退と聞きつけ、やっとリンカーンセンターにやってきました。
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ロリンマゼールが好きだった!というわけではないのです。ただ、これまで色々なクラシックの音楽を聴いてきたなかで、指揮者として記憶に名前が残っている人。たぶん、彼が指揮する曲を今までも何度か聞いているはずです。
香取にとって今の地元のオケ、ニューヨークフィルの常任って誰だっけ?
え~~~!!ロリンマゼール?!うひゃ~!ってことで行ってきました。

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ニューヨークフィルのホームは、ここリンカーンセンターです。
ここは、香取の大好きなウエストサイドストーリーのロケ地であった場所。
でも、ロケ終了後直ちに新しい街に生まれ変わり、現在はニューヨークフィルやニューヨークシティバレエ、そしてオペラやミュージカルの劇場等、5つの建物が立ち並んでいるそうです。
(ただいま改装中で、ちょっと迷います。)
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ここは、今日演奏が行われるAVERY FISHER HALLのボックスオフィスです。
私はニューヨークフィルのサイトでチケットを予約し、ここで予約番号を言ってチケットに変えてもらいました。意外に簡単!これならこれからもどんどん行けちゃいそうです。
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チケットをピックアップして、お友達とディナーです。今回はお友達のお誘いで実現した香取のニューヨークフィルデビューでした。
さて、香取の頼んだのはメリーランドのなんやらかんやらクラブケーキ。
カニの身をほぐしたサンドイッチ?おいしかったです!!
しかもリンカーンセンター前のこのお店、結構着飾った感じの大人のアメリカ人がいっぱいで、わくわくでした。

さて、いよいよ入場です。(ここまで超ながっ!)
本日の演目。
1,STEVEN STUCKY 「Rhapsodies for Orchestra」
短い現代曲という感じでした。初ロリンマゼールは、前に座ったおじさんがでかすぎて全然見えず。

2、Rachmaninoff「Piano Concerto NO,3」
おお~。。。これが今日のメインのようでした。
ピアニストはYefim Bronfmanさん。写真と違うやん?というような恰幅のよいピアニストさん。完璧な演奏でした!
これもおじさんのせいで、よく見えなかったのですが、、、3番?知らないや。。。と思っておりましたがラフマニノフらしい、ロシアっぽい演歌っぽい出だしでした。2楽章と3楽章の間がなく、一気に最終章に突入するのですがそういう曲なのかしら?
このとき、香取は気付く。。。
あれ、マゼールさん。。。まったく楽譜見てない。暗譜?暗譜~~~?
暗譜でコンチェルトとか振っちゃうんだ。
そういうものなのかしら?
初めて聞くコンチェルト。演奏終了後、ブラボーの嵐とスタンディングと歓声のアメリカ人。すごい!!クラシックでもこうなんだ。。。。すごいぞ~~~!!アメリカン。
それにしてもインターミッション前にこの盛り上がりはびっくりでした。

3、Ravel「マ,メール、ロワ」
香取の大大大好きなラベルの、しかも大好きな曲です。とてもかわいい組曲でして、2台のピアノ用にもつくられていて、大学の頃よく友達と練習していました。
さて、今回はオケ用に編曲されたもの。さて、ここからはお友達が席を代わってくださって、マゼールさんの後ろ姿がしっかり見える場所になりました。
いや~~~、、、素敵な指揮でした。
わかりやすい、かっこいい。。。しかもちょっとリラックスして,指揮台の手すりに手をかけたりしながらの指揮。引退なんてもったいない!(なんでも来年6月まで振るとか?)
すっと伸びた背中で、暗譜で指揮するマゼールさん。
最終曲が大好きだったのですが、へぇ~~~こんな風に静かに優しく演奏しちゃうんだ。。。と改めて感動しました。ピアノを弾く時はオケの音を想像しながら弾く時もあります。こういう音楽だったんだ。。。と、今頃知りました。マゼールさんのソフトな解釈なのね。

4、Bartok「suite from the Miraculous Mndarin」
うっふっふ。。。バルトークでした。
最後の方は「迫力だけかい?」って言いたくなるような曲で。。。いやいや、ごめんなさい。お友達は「わかりにくい」と言っていらっしゃいました。でも、「わかりにくい作曲家の中でも、わかりやすい部類。」と説明する香取。
迫力のある演奏を導く指揮は、やっぱりよいです。

そして、当たり前すぎるんだけれど、ニューヨークフィルうまい!!
こんなにうまいオケは、CD以外で聞いた事がありません。
チューニングから音が違う。
きっとホールもいいんだろうな。

クラシックを真剣に聞くなんていつぶりだろう。
たぶん、7、8年前のイツァークパールマン以来です。
だけど、本物のオケを聞くなんて,実は香取、、、、初めてです。
よいものです。
コンサートホールの雰囲気も、ホール中に貼られた数々のポスターの中の演目を見る事も、ほんとうにテンションがあがりました。
近々、バーンスタインの特集もあるようです。

あぁ、、、ここはニューヨークなんです。
バーンスタインの、ジェロームロビンスの、そしてニューヨークフィルのホームなんです。
彼らは地元の音楽家たちなんですね。
バルトークの最後になると、みんなあっという間に帰っちゃいました。
そんなところも、「とっておき」感のない「いつもの」コンサートなんだな~って思いました。

夜のマンハッタン。
摩天楼が美しい。
そして、夜風が「都会の秋」の匂いがしました。
幸せでした。





コメント
この記事へのコメント
うらやまし~
生マゼール/NYフィルですか。
うらやましい限りです。

それにしても、何か統一感のないプロですね、コンセプト的にはですが・・・。聴いてみれば案外気にならないのかも知れません。

マゼールも引退なんていう歳なんですね。
私にとってのマゼールはクリーヴランド管のイメージが非常に強いです。丁度私がオケに一番のめり込んでいた時代に重なりますし、名盤も数多くリリースされました。勿論「レコード」です。当時マゼールの下でクリーヴランド管はめきめき評価を上げて、華やかさではシカゴ響などに一歩譲るものの玄人好みの演奏の完成度では抜きん出ていたと思います。NYフィルはやはりバーンスタインのイメージが強く(古い話ですみません、バーンスタイン/NYフィルの「惑星」がミュンシュ/パリ管の「幻想」に匹敵する今でも語り継がれる世紀の名盤だったりするので)、マゼールの貴族的な感じがなんかミスマッチのような気がしてしまいます。

マゼールのバトンテクニックは素晴らしいですよね。元々ヴァイオリニストであることも関係してるかも知れません。ウィーンフィル時代のニューイヤーコンでは引き振りをすることもあったようですよ。カラヤン、サヴァリッシュ、デュトワあたりと並んで私が指揮のお手本にしている方です。何でもほとんど暗譜で振る姿勢も素晴らしい。8歳で指揮デビューしている天才ですから・・・。

NY自体はあまり食指の動く場所じゃないのですが、NYフィルとかメトとかは一度本場で生を見てみたいです。

それと、お写真のサンドイッチ、食べたいです。うまそう~!!
2008/09/25(Thu) 00:01 | URL  | 昭平 #-[ 編集]
そこですか!!
>昭平さん
昭平さんならこの話題に食いついていただけるかと思っておりました。。。って、サンドイッチ?メリーランドなんやらかんやらクラブケーキです。

味がとってもよくて、、、微妙な量ですが16ドルだったかな。高いよね???!!
そして、この開かれたパンの片方には野菜、片方にはクラブケーキ。。。どうやって食べるねん?周りの皆さんはフォークとナイフで切ってるみたい。香取もめっちゃ汚い食べ方してました。
すみません。。。東洋人で。

さて、マゼールですよ。
そうですか、そういう経歴の方ですか。
デュトワ。。。あぁその名前を久しぶりに聞きました。昔、バレンボイムとかよく聞いていました。なぜならラベル好きだったから。フランスだから。

不思議なプログラムでしょう?
マメールロワは確かに「休憩か?」っていうようなリラックス姿のマゼールさんの指揮。
でも華麗でした。
あぁこんなふうにタクトを振る、、、舞うって感じでしたよ。
そして、こんな解釈なんだ。。。って思いました。とにかくしつこいですが、最終曲がほんとうに美しくて、あぁこの美しさはやっぱりピアノでは表現しきれないな。。。と。

バーンスタインのアニバーサリー50thだそうです。今年。
ウエストサイドも来年か再来年50周年です。
ジェロームロビンスも、バーンスタインも亡くなったし、だけど、ユダヤ系の彼らががんばってつくりあげたアメリカの文化ですね。
ほんとは、バーンスタインのシンフォニーも聴きたいのですが、今朝、またさくっと「運命」を予約しちゃいました。
にわかマゼールの追っかけです。

久しぶりにいただけたコメント、嬉しかったです。
また絡んで下さいね。
もう仕事の話とかできなくなっちゃったけれど。。。
2008/09/25(Thu) 04:12 | URL  | 香取 #-[ 編集]
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