日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
香取のドナーへの道5
2006年04月17日 (月) | 編集 |
骨髄移植財団の方から、先日電話が来た。
「全てクリアされているのですが、一点だけ気になることが。。。」

そんなこんなで香取は今日の振り替え休日、朝早くから病院に検査を受けに行った。
去年の春頃、何気なく受けてみた「乳ガン検診」の結果が「要精検」だった。
せ。。。。精密検査?
元気だけが取り柄で、1年中真っ黒に日焼けしている香取が「要精密検査」?である。
夏休みの1週間前にそんな手紙をもらい、重たい気持ちで近所の病院に行った。
検診ではマンモグラフィーという、世にも恐ろしい痛いレントゲンを撮る。女性で、この検査を受けたことのある方ならみんな、「もう二度と嫌。」と思う検査だ。
でも、精密検査は「超音波」いわゆるエコーだ。
エコーも微妙だ。技師の方とふたりきりでいる検査室で、「あ。。。」とか「ここ撮った方いいかな。」とか独り言をいうなよ。。。というシチュエーションになる。

そんなこんなで去年の夏休みに精密検査を受け、お医者さんに
「ちょっと気になるものがあるけど、今はあまりにも小さくて細胞をとって検査をすることもできません。半年後にもう一回検査を受けて下さいね。」と言われた。
切除すればすぐ治るよ。。。とか、恐ろしいことを言われて行った検査だったので、嬉しかった。半年後なんてずっと先だと思っていた。とにかく、この半年は遊んじゃえと。

半年経って。。。
検査を受けに行くのがこわくなった。
夏休みの時点でもう、十分恐かったんだ。知らないまんまいたかった。検診受けなければよかった。。。と進めてくれた養護の先生を恨んでみたりした。
冬休みのグアム旅行が終わったら、2月になったら、翔ちゃんコンが終わったら。。。と延ばし延ばしにしたまんま春を迎えた。

そして、骨髄移植財団との話が進んだ。
問診票の中に「以前、検査等で再検査を受けたことがありますか?」という問いがあり「乳ガン検査を受けたが異常なし。」と嘘を書いた。移植に協力したいのに、このことでだめになるのがいやだった。
で。。。先日の血液検査のとき。
そのことをお医者さんに聞かれた。正直に答えた。
実は、半年後の検査を受けていない。。。って。
「たぶん大丈夫と思うけど?」とお医者さんは言ったけれど、財団は許してはくれなかった。電話が速攻来た。

もう、どうにでもなってくれって気分で、今朝8時に病院に行った。
以前とは違う先生と最初の面談をした。
「実は、骨髄バンクに登録をしていて、移植を望んでいらっしゃる患者さんと適合しそうなんです。」と話した。
先生は、「そりゃ大変だ。」とばかり、「すぐ検査しましょう。マンモもエコーも両方やるよ。」と言いながら、骨髄移植財団に結果を報告する旨をパソコンに打ち込み、最後に「緊急」という文字をクリックされた。

「結果はあとで教えていただけるのでしょうか?」とか呑気に言ってる私に、「当たり前じゃないですか、これは精密検査なんですよ。」と先生は言った。

ちっとも具合も悪くないのに病院にいるだけで、気持ちが重くなる。
なんだろう、この負のオーラを出している人々の淀み様は。。。
めちゃめちゃ健康なはずなのに、変に「覚悟」とかする。
もし大丈夫なら、移植まで進めるかもしれない。
もし、なにか見つかっちゃったら仕事をやめるんだろうか、、、とか、私の場合は休職はきかないだろうから、即退職なんだろうな。。。とか色々と覚悟する。

エコー。。。そして、痛いからもう二度と嫌だと思っていたマンモもすませ、結果を聞きに外科外来の椅子に座る。
昨日から「東京タワー」をずっと読んでいて、その中には甲状腺ガンのオカンが出てくる。
なんでここでこの本読むかな=とか思いつつ、待ち時間を覚悟して持ってきたので読む。
そのうち気疲れか眠くなってきてうとうとしていると名前を呼ばれた。

まずは、マンモの結果を見せてもらう。
「この小さいのは静電気です。で、これが気になるけど、異常はないな。」と先生。
次に、エコーの結果。
黒い固まりが写った写真を見せられる。
「これはね、乳腺の拡張。だから、大丈夫だよ。
これからは、学校の検診とかをいつもどおり受けるだけでいいよ。
骨髄移植も大丈夫だよ。」と言われた。

ほっとした。
骨髄液の中には「因子」というものが含まれる。
本当に健康でないと、患者さんに悪い因子までプレゼントしてしまうことになるってことなんだ。
例えば、私が仮に見えない「白血病の因子」を持っていて、それを患者さんに移植してしまうと患者さんが再発してしまうことがあるらしい。そして調べて行くうちに、「私のもつ因子」ということが判明することもあるそうだ。
「それがわかった時、お知らせしますか?どうしますか?」という質問も以前にされた。
とりあえず、ガンではなかった。

帰宅してすぐ財団に連絡した。
「お忙しいのにすみません。」と言ってもらった。

香取の体の中のこと。。。いろいろ暴露しちゃったけれど、とりあえず、異常なしってことでさらに一歩、駒を進められる気がする。
コメント
この記事へのコメント
よかったねー
にゃんたです。私も久しぶりの平日のお休み。ちびにゃんたは学校へ。相棒も仕事へ。のんびりとした一日を過ごしています。

体のこと、どきどきするね。私もそれなりの年齢なので、職場での検診も血液検査だけというわけにはいかず・・・・バリウムをはじめ、婦人科検診、大腸ガン検査、人間ドック、脳ドックと「受けられるよ」と教えてもらった物はすべて受けているけれど、引っかかったときは、受けなきゃ良かったなーなんて思ったもの。乳ガンの疑いは、香取さんと同じマンモでみつかったもの。ガンが出来るときに見られる「石灰化」があって6ヶ月おきの検査が3回続き、不思議な物で「ガンかもしれない」っていわれたほうがなんだか痛いような気がしました。

骨髄移植に備えて・・・だったけど、検査を受けてくれて良かった。移植できることもそうだけど、香取さんがだいじょうぶで、ほっとしたよ。
2006/04/17(Mon) 14:56 | URL  | にゃんた #-[ 編集]
どきどきしたわ。
最初、読んでてドキドキしたわ!
ヨカッタ、ガンでなくて。

かとりんが、ガンでなくてホント良かった。
うちのブログでボイン談義してた後で、びっくりしたわ。
それで、骨髄移植に1歩進める事も良かったけど、
かとりんの、身体が大丈夫でよかった~~。

はぁ~~、そういう私も検査しなきゃなぁ~~。
同い年やもんね。
2006/04/17(Mon) 16:10 | URL  | Rei(レイ) #-[ 編集]
ありがとうね。パート1
>にゃんたさん
ありがとう。速攻のコメント。
嬉しかったです。
香取の場合は守るものがほとんどないので、今回は「香取が適合しそうな患者さん」が、香取の守るものでした。
こんな仕事してるのに、意外と私は「命の重たさ」とか感じないで生きているんだと思う。
自分でそのあたりが希薄なの、よく感じます。
「ほっとした」って言ってもらって嬉しかった。
ありがとう。
それにしても、香取もにゃんたさんも、よくまぁ世界に自分の体のこと発信してるわ。爆!!
読んでる人、びっくりしはるで~~。
2006/04/17(Mon) 18:17 | URL  | 香取 #-[ 編集]
ありがとう。パート2
>れいやん
ほんまや。この記事更新してから、私はれいやんところで「嘆きのボイン」とかのカキコしとったわ。
言い方は違えど、タイムリー?

自分の体のなかって、自分のことなのに意外とわかんないもんだよ。れいやんも受けてみ。
マンモグラフィー。
新手のアーティスト名みたいやけれど、ちゃうで。
世にも恐ろしいレントゲンです。
ほんまにボインの人がうらやましいで。
香取なんか「胸は前に、お腹は下げて」みたいな注文、何回も受けたわ。
以前は痛くて「もうやめて~~。」状態だったけれど、今日は観念して静かに言うこと聞いてた。

れいやん、ありがとう。
「よかった。」って言ってくれてありがとう。
香取はときどき、自分って必要なのかな~って思うことがある。
砂漠の砂のように、一粒くらいななくったって、そこは「砂漠」なんじゃないのかな?って思うことがあります。
めちゃネガティブ思考だけどね。
だから、患者さんとの適合が、香取の人生で本当に「輝く未来」だったんだ。
まだまだどうなるかわからないし、最終に決めるのは患者さんだから香取は選ばれないかもしれないんだけど。
そして、れいやんに「よかった」って言ってもらえて、とってもとっても嬉しかった。ありがとう。
2006/04/17(Mon) 18:24 | URL  | 香取 #-[ 編集]
あれ?うちに来ていただいたコメントの時間が早かったので、学校は?と思ったのですが、代休だったんですね。
まずは、ホッとしました。私も毎年ドキドキしながら検査するので分かるんです。私の場合は他のところにちっちゃなのがあるので、どうか大きくなっていませんように・・・と祈るんで。
香取さんは、ご自分の体だけではなく、移植のことも心配だったのでしょうね。そのことが分かるだけに、前半辛い気持ちで読みました。体のことだけは、原因がコレっていうのが無い限り、本当に分かりません。それだけに、お互い心配な年頃・・・
でも、よかった。世の中には、やっぱりこの病気と戦わなくちゃいけない人がたくさんいるから、不謹慎かもしれないけど、香取さんのことを、香取さんのことだけを思っているブログ仲間としては、本当によかったってホッとしてます。(う~ん文章がまとまらないよ~)

2006/04/17(Mon) 22:22 | URL  | ミーハーママ #-[ 編集]
私も・・・
ほんとよかったね~。
私も実は、去年ひっかかった。
要2次検査。
これで、2回目。
まだ、行けずにいる。
臆病なんだ。

あー。思い切って行こうかな。 
2006/04/18(Tue) 12:26 | URL  | まこりん #HfMzn2gY[ 編集]
>ミーハーママさん
ありがとうです。長い記事を読んで下さって。
ありがとう、ご自身のことも書いて下さって。
そして、本当にこの病気と闘っていらっしゃる方たちは、香取の想像を遥か超えた恐怖を感じ、毎日を生きていらっしゃると思います。
この間、亡くなった絵門ゆう子さんのことも、とてもひと事とは思えなかった。
長く生きているといろいろと健康体ではいられないものです。
ミーハーママさんもお忙しい日々、お体大切にして、いっぱい遊んで下さいね=。
2006/04/18(Tue) 20:06 | URL  | 香取 #-[ 編集]
ありがとう、パート4
>まこりんさん
こわいよね。ほんとこわいよね。
はっきりしたいのに、こわくて香取も「半年後」と言われつつ、8か月以上も行けなかった。
たぶん、このドナーの話がなかったら、不安な気持ちのまんま行かなかった気がします。
実は、ずっと胸が痛くて、きっとそうだ。。。と覚悟していました。でも、異常なしと言われた今も痛い。なんだろう。。。肋間神経痛じゃないの?と家族は言っております。

今は、たぶんマンモのせいで筋肉痛。。。爆。。。な気がします。
まこりんさんもきっと同い年?
お互いに体を大切に、まだまだ遊びましょうね~~~。
2006/04/18(Tue) 20:09 | URL  | 香取 #-[ 編集]
そうなの(TT)
実は、最近脇のリンパが痛くって。
リンパに転移してたらどうしよう?とか
でも、年取ってボケるまで生きてもしょうがないから
ま、いっか。とか変なことばっかり考えたりして(爆)
香取さんのおかげで、検査に行く踏ん切りついたよ!
ありがとう~!

2006/04/18(Tue) 23:41 | URL  | まこりん #HfMzn2gY[ 編集]
うん、きっと大丈夫!
>まこいりんさん
わかるよ~。
私もずっとなんか色々痛かったわ。
脇の下も痛かった。
今思うと、なんで痛かったのか?って思う。
たとえば、ジャ○のこととかで興奮すると(爆)、女性は乳腺が腫れたりして、痛くなったりするらしいよ。
うん、行ってきてね。
好きな本とか漫画とかもって、行ってきてね。検査。
2006/04/19(Wed) 18:43 | URL  | 香取 #-[ 編集]
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