日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
子供たちの想い
2006年10月29日 (日) | 編集 |
悩んだり、困ったり、苦しんだり辛かったりした「記念式典」が終わった。
香取はこの仕事をしてもう何年もたつのに、今日、初めてのすごい体験をした。
今日の式典で子供達は、自分達の大切な学校の歴史を伝えた。
その一番最後に歌を歌った。
この歌をここ2ヶ月くらい、みんなで練習して来た。

学芸会とかで全校合唱の指揮をする、この仕事をもう私は何度もやっている。
色んな小学校で、相手は1000人のときもあったし、今日のように97人と少ないときもある。

今日、子供達の前に立ったとき、初めて子供達の「想い」を受け止めて、自分が負けそうになった。
今までずっと引っ張って来たのに、今日は90年に渡り続いて来たこの学校の最後の在校生として歌う子供達の「想い」が全部、香取に向かって来た。

多くの先生達が関わって、指導に指導を重ねて今日がやってきたけれど、その全ての「想い」が全部こちらに向かって来た時、そして子供達が歌い出した時、どうしようもなく涙が出て来た。
でも、指揮者が泣いてどうする。

きっと「幸せ」な仕事なんだと思う。
この仕事は本当に幸せになれる仕事なんだと思う。
だから、私も子供達を幸せにして行かなければならないと思う。

昨日美容院で出会ったあの女性は、きっと今日、体育館のどこかで一緒に想いを受け止めてくれたかな。
いい式典だった。
こうやって今書いていると、喉の辺りがぎゅーって閉まって来てなんだか涙が込み上げてくる。
神様がどこかにいて、こんなだめだめでよわっちい香取をあの場所に連れて行って下さったことに、本当に感謝したい気持ちでいっぱいだ。

そして、だから「学校」という場所は必要なんだと思った。
悲しいとか嬉しいとか、楽しいとか辛いとか、おもしろいとか嫌だとか、、、
そんな色んな気持ちを体験できる場所。
そして、そこは「幸せ」になれる場所じゃないとだめなんだ。

今日は、もう亡くなられた方達を含め、
日本中のどこかで元気に暮らしている、もしかしたら世界のどこかで生きている。。。
そして、あの体育館に集まった人達も、
この小学校で過ごした16000人におよぶ子供達みんなが
「幸せになる日」だったんだと思う。
コメント
この記事へのコメント
お疲れ様でした
良い記念式典でよかったね。大変なことも多い仕事だけれど、幸せな瞬間を味わえるから、この仕事はやっていけるんだなあと思っています。次は学芸会ですね。
2006/10/29(Sun) 15:06 | URL  | にゃんた #-[ 編集]
happyendではじめよう
気持ちが一つになるって素敵なことですね。生徒の立場からすればはじめは受身だったと思う。でも、この式典の意味が解るにしたがって、自分たちにもたいへんかかわりがあるということが解ってきたんだと思います。97人といえば、娘の学年(6年)が丁度同じくらいの人数です。まだ16年と新しい学校です。話はとびますが、上の娘は明後日の合唱コンクールにむけてがんばっています。夏休みあたりから練習をはじめています。今年は最後です。この時期高校の説明会や、市の共通テストが近いこともあり、みんなの気持ちが、なかなか一つにならないようです。でも毎年、よかった!で合唱コンを終えているようなので、今年もそんな気持ちになってほしいです。香取さんが味わったすばらしい感動をもてたらHappyendです。
2006/10/29(Sun) 16:35 | URL  | rinkyohhen #-[ 編集]
お疲れ様でした。
気持ちが一つになる瞬間て素晴らしいですね。
私はまだそれほど気持ちが一つになる瞬間て味わったことがない気がします。

最近になってこの仕事の本当に大切にしなければならないこと
子ども達に保障していかなければならないことが
わかってきたような感じです。
それまでは学校の知識だけで実感がありませんでした。
現場で働いてその意味が実感できている感じです。

子ども達を幸せに出来るよう
私も頑張っていかねばなりませんね。
2006/10/29(Sun) 20:13 | URL  | すぅ #-[ 編集]
振り幅
>超癒し系にゃんたさん
よく子供達に言ってるんですけれど、苦しいことがとっても大きいと、その反対に喜びも大きいこと。
本当の苦しみを知っている人間にしか体験できない「幸せ」がこの世の中に存在するってことだと思います。

だから、幸せな仕事なんだよね。
まぁ、合ってるとは全く思わないのですが。爆!!
コメントありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。ほんとうに。
2006/10/30(Mon) 16:36 | URL  | 香取 #-[ 編集]
歌うこと
>rinkyohhenさん
お嬢様のコンクールどうだったのでしょうか?
香取も実は合唱を教えている時期がありました。いつもコンクールでいい賞がもらえないで、よく腐っていました。
そして、勝手に「歌のゴールはここじゃない」って考えていました。
歌うことは、たぶん言葉では伝えられない感情を伝えることだと思っています。
TOKIOの松岡君がよく、舞台で演技をする時に「台詞を届けるのは耳じゃない。心なんだ。」って言うのですが、香取もそう思います。
「ここちよい音楽」を演奏するのではないのです。相手の心の伝えてこそ「音楽」です。でも、この人間の作り上げた美しい芸術を、日本の教育は「あまり必要ない」と考え、授業時数はどんどんよ減らされるのです。

たぶん、音楽も学校と言うところでしかできないもののひとつだと思います。

お嬢さんも、すてきな賞が獲得できるといいですね。そして一生、歌を友達と思ってくれるといいですね。
2006/10/30(Mon) 16:41 | URL  | 香取 #-[ 編集]
きっとあるよ!
>すぅちゃん
たぶん、嵐コンで彼等5人はステージの上でそんな体験をしてると思う。私達の歌や振りで。爆!

そういうライブ感というものを体験できるのは、本当はごく稀なんだと思います。だから、私は自分の仕事は幸せな仕事だな。。。って思う。

音楽の大学まで出て、でも才能が無くて、自分自身が表現者にはなり得なかった香取なのですが、こうやって本当のライブ感を味わうことができるなんて、音楽の神様に感謝です。

すぅちゃんも教育者として生きて行く上で、絶対に体験できることだと思います。いや、もしかしたらきっともう体験してるかも。
2006/10/30(Mon) 16:44 | URL  | 香取 #-[ 編集]
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