日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
習ったことのない日々が始まりました。
2020年03月01日 (日) | 編集 |
「じゃぁ、1週間後までみんな元気でね!」
「気をつけ!さようなら。」

子供達は思い思いに帰って行きました。
「先生、土曜日に家族で温泉に行くの、楽しみにしてたんだけど、行っていいのかな。。。」
「それは、パパとママが決めると思うけど、楽しみにしてたのにね。」
そんなことを女の子と話しながら、玄関の靴箱で子供を見送る。

私たちの日常の最後の風景はいつもこんな感じ。
時には玄関先の雪山に登っている子に
「危ないよ〜〜!」って声をかける。
これが私たちの日常でした。

それが、いきなり最後の日になりました。
誰も悪くないので(強いて言えば安倍総理の思いつきか?って思う部分も多い)誰に対して文句も言うことないし。
素晴らしいことに、うちの学校の保護者さんたちは一切の電話も学校にしてこない休日が始まりました。
でも、それは終わりのある臨時休校だと思って、私たちはたまった仕事をこなしたり、子供達が出てきた時にやるプリントを作ったり、、、そんな風に休校日がスタートしました。

愕然としました。

私はこの仕事をもう何十年もやっていますが、こんなことは初めてで、戸惑っているし思考も止まっています。

突然なので、どうしたらいいのかどんな毎日がこれからやってくるのか、その先に進もうとしてもどこに進んでいいのかわからないのが、私の今の気持ちです。おそらく、管理職や教育委員会も見えないことが多すぎて何の指針もまだ出せない状態であると思います。

ただ
最後の1ヶ月でした。
私の担任している子供達は、この3月で学級編成をして新しい学年に上がります。
最後の1ヶ月をどう過ごすか、どんな「お別れ会」をするか、勉強のこと、参観日にはこんな発表会をして、懇談会ではこんなお話をしたい、いろいろなことを計画していました。
まだまだ、伝えたいことが山ほどありました。
だけど、何より、この日常が私には心地よいものでした。

もちろん最初からそうではありませんでした。
2年前、この子たちを担任した時、その入学式の時からたくさんのことがあったなぁと誰もいない教室で思いを巡らせます。

案外。。。案外私、この子たちのこと好きだったな。。。って思ったりする。。。一人の教室で。
いろんなことがあるんですよ。日常には、

廊下を走ってるの注意しても〇〇くんが言うことを聞いてくれないという女子の苦情とか。
喧嘩とかなんやらかんやら、お家の人も巻き込んでの話し合いだっていっぱいあったわ。
先生が話してるんだから、すぐに話をやめて!とか100万回は言ってる。
自分のことは自分で考えなさい。。。とか
忘れましたって報告だけだったら、私は「それは大変ですね。」っていう感想しか言えないよ!って言うの、これも1年生の時から何万回も言ってる。

今時の先生は、いいところを褒めて、子供が失敗しても「大丈夫だよ!」って言ってあげるんだけど
私なんか昭和の先生だから、すぐに悪いところを注意して、めっちゃ厳しい。
お隣の男子が二人私の前を歩いてて
「隣の先生、こえーな。」
って言ってるのを聞いて、私が後ろから「悪かったな!」って声をかける。
男子二人、ピュ〜〜っと逃げていく。

そんなコントみたいな漫画みたいな、すぐにキャーキャー言うとかすぐに泣いちゃうとか、
すぐに怒られるとか、、、

これが賑やかな私の日常でした。
子供達が教室に入ってくると、教室の明るさがグンと上がる感じ。

意外にも、私は子どもっちが大好きでした。
もう会えないかもしれないっていう現実を今突きつけられて、本当に途方に暮れています。

まさか、もう二度と会えないとかあるの?
(北海道では、安倍総理の一声の前から、鈴木知事の英断で子供達はお休みに入っています。)

学童保育に行かせる?あんなものすごい濃厚接触の場所に、子供達を毎日行かせるなら、学校によこしてって思ったり、行くところがないなら、大阪府のように学校でお預かりしたいとか、思う。

あんなに決断の早かった鈴木知事の元、実は今の私たちには自治体の判断というのがまだあまり伝わってきていません。

残された子供達の荷物
返していないプリント類。
まだやっていないお勉強やテスト
作りかけの作品。

どうしたらいいんだろう。
どうなっていくんだろう。
「非常事態宣言」の出た北海道では、まさか私のような立場の人がウロウロ外出をすることもなく、家にいると苦しい悲しい想いだけが、ふつふつと浮き出てくる感じです。

これが、少なくともこの仕事に誇りを持って何十年も続けている一人の感情です。

これを、神様のギフトって思うしかないのかな。

昨夜のアッキーのインターネット配信の中で、

「人間は1日の間にあらゆる感情を持つこともあります。そういう状況になることはあります。」

とアッキーは言っていた。
これは、私にしか感じることのできない、私だけの感情で苦しくても悲しくても自分で乗り越えていくための用意された神様のギフトなんだろう。

う〜ん。。。でも、まだ進めない。まだ一歩先に進めない。
そんな日曜日の午後です。
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