日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
心の中の氷
2014年12月27日 (土) | 編集 |
FAIRWAYFAIRWAY
(2005/03/24)
オフコース



私が初めて買ったオフコースのアルバム「FAIRWAY」
当時ゴルフが大好きだった小田さんがゴルフの用語を使ったって言っていた気がする。

毎年この時期に私がしつこく語る「小田和正さん」のこと。
毎年言ってるけどね!
香取は高校生の時、オフコースの追っかけでした。

当時、たしか34歳だった小田さんが大好きでした。考えたら大ちゃんがそれくらいだから、高校生がきゃーきゃー言うのおかしくないでしょう?

「クリスマスの約束」のこと。
クリスマスイブに買ったサングリアがおいしくて、毎夜のように飲み、この日も最後までは見ることができないまんまでしたが、今年も「クリスマスの約束」の時期がきたんだなぁと想います。

小田さんが一緒に音楽をやりたいと想っているアーティストさんをお呼びしての共演。
今回はそれを振り返るというような構成で、私としては小田さんの想いをより知ることが出来て、そこかしこで心震えていました。

ジャニオタの私としては、やっぱり中居君が登場したときはそりゃぁもう、衝撃的でした。
小田さんは、ずっと
「夜空ノムコウは、まだおまえらにはわからないだろう?」
そうSMAPに言ってましたね。
たぶん、高校生の私も、必死にオフコースの歌を聞いていました。24時間オフコースが私と一緒に居た頃です。
きっと何にも小田さんにはついていっていなかったんだろうなと想います。

私は当時、ある大学のピアノ科を目指してて、とにかくピアノを弾きまくっていました。当時のアップライトのピアノの上にはオフコースのアルバムが飾られていた。今、私が嵐で出来ていると自分のことを想うように、当時の私はオフコースでできていました。完全に。

ずっと先を走る小田さんの30代の頃の歌を、今でもときどき聞きます。大好きな歌は全然変わってなくて
「想い出を盗んで」「やさしさにさようなら」「秋の気配」「愛の唄」。。。
今ではCDで聞いたり、パソコンに取り入れたのを聞いたりしているけれど、当時のアーティスティックなアルバムジャケットが好きだった。オフコースのはとびっきりいいなといつも想っていました。

吉田拓郎さんとの共演も奇跡的でしたね。
当時、私達には季節ごとに会報がとどけられていました。それはもう立派な本のようなもので、オフコースファミリークラブが取材したもの、ファンが投稿したもの(私も何度か載せてもらいました)、それから、毎回楽しみだったのが小田さんと鈴木さんの直筆のエッセイ。
毎回、毎回とても丁寧な文章で近況が書かれていました。
そして、おふたりともとても達筆で、おふたりがどんな人生を歩まれてきたのか、いまその文字を思い出しても深く想像が出来ます。

小さい時に塾で知り合った小田さんと鈴木さんが、同じ私立の進学校に入学し、大好きな音楽に向き合う。周りの友達が進学に向けてまっしぐらに進む中で音楽を追求し続けるふたりは、自らを

OFF COUSE

そう名付けます。
コースを外れる。
今も独自な道を、決してぶれることなく歩き続けるふたりは、まさに進学校の中に在って自分の愛し尊敬する音楽の道を進み続けることは、ものすごいエネルギーが必要であっただろうし戦友として励まし続けてきたんだろうな。。。と想います。
そうなの。こういうことを考えられる年齢に、私もやっとなりましたよ。小田さん。

その会報の中でもよく出てきたのが吉田拓郎さんの名前。たぶん大ヒットしたのは拓郎さんの方がずっと先だけれど、小田さんにとっては昔からの音楽仲間であり、後輩であり、愛しい仲間だったと想います。何度も会報の中に「拓郎が」っていう言葉が出てきたことを覚えています。

もちろん、財津和夫さんが共演する風景にも心震えました。
かつてヤマハライトミュージックコンテストで1位2位を争ったのが、財津さん率いる「チューリップ」、それから「オフコース」、そして後にハイファイセットと紙風船に別れる「赤い鳥」で、そのときのリハーサルの時の様子がよく小田さんの言葉で語られていました。とにかくすごいやつらと戦うんだという内容のもの。
まさに戦友である財津さんが、小田さんとともに歌う姿(この時代のクリスマスの約束は、私アメリカ時代で見てなかった。)は、在る時代の奇跡を感じました。

山下達郎さんからのお手紙も心にぐっときました。
小田さんが、大切な方達に対して、ちゃんと「お手紙」を書かれることや、それに対してアーティストの方達が、ちゃんとお手紙で返されることがステキです。
どんなに時代が進もうと、「お手紙」で時間をかけて語りかける小田さんは、あぁやっぱり小田さんだなぁと想いました。

「クリスマスの約束」は、本当にていねいにていねいに、小田さんの周りに、彼をリスペクトする仲間が集まりつづけた、、、なんていうのかな、小田さんが創り上げた野球チームみたいな感じなんだろうなと想います。

さて、私が大好きだったオフコースは、音楽性が高く、独自の道を常に歩き続け、当時の音楽界でもなんだか「ひとりぼっちの魂」みたいな存在でした。それはクリスタルみたいに美しく透き通っているけれど、「大人」には近づけないんだよというような。
それでも、ファンが増え、レコードが売れ、その果てに武道館ライブを最後に解散するオフコース。
いつも、小田さんと鈴木さんはどこからどうやって別々な道に進むことになったのかなぁって考え込みます。
オフコースが24時間をしめていた私にとって、オフコースの解散は本当に衝撃的でした。
でも、それでいて、不思議と妙に受け入れていた部分もありました。ほっとしたというか。
きっとそれは、時間をかけてとても丁寧に小田さんと鈴木さんがファンに説明をし続け、そしてその気持ちを全て表現するようなアルバム、映像を送り続けてくれていたからだなぁと想います。

それにしても

私は「クリスマスの約束」を見るたびに想うことがあります。
もしかしたら、この完結編は「鈴木康博さん」がここにくることなんじゃないかしらと。
だからこそ、毎年「観覧希望」をしたいと想いつつ、気付いたらクリスマスじゃん!という時期になっている香取。

私は、どんなにすばらしいハーモニーがこの番組で奏でられても、どうしてもどうしてもその美しい声の中に鈴木さんの声を探してしまいます。小田さんと鈴木さんのハーモニーは、それはもう世界で一番くらいの絶妙な組み合わせだと私は想います。初めて行ったコンサートで、ふたりがビージーズの「失われた愛の世界」をコピーして歌ったとき、世の中にこれ以上の美しい声の組み合わせがあるのだろうか、、、と想いました。
今でも、アコースティックギターをもって座っているふたりのすがたが目に浮かびます。

今でこそ、ステージのバックに映像があるなんて当たり前ですが、当時からオフコースのステージには美しい映像とメッセージがありました。映画が大好きな小田さんが、いつか映画音楽をやってみたいという思いをもっていたからだと想います。
ふたりの並んだ姿と、後ろに見える海とカモメ、これってオフコースの定番だった。

小田さん鈴木さんが出身の神奈川県の高校の、講堂のこけら落としで小田さんがひとり演奏する
「今のこと」
1年くらい前に、映像で見ました。
この歌を聞いていると、小田さんの想いが心にぐっと刺さってくる気がします。

小田さんがこの場所に立って、鈴木さんを思い出さないわけがない。
なんでも、小田さんは鈴木さんのラジオ番組にお手紙を出されたことがあるそうです。
「同じ時間を一緒に過ごした友がいることは、幸せなことです。」と。

高校生だった私にも知ってたオフコースの中でも鈴木さんは孤高の人だった。
違う便の飛行機でおひとりで帰ってらっしゃったり、他のメンバーが一緒にゴルフに行ったとしてもそこにはいらっしゃらないとか。
小田さんは、クリスマスの約束のミーティング場面でも後輩や、そして番組スタッフに100%真剣に、全力で、そして真摯に向き合う方だなぁと想います。当時、雑誌のインタビューでは、どちらかというと鈴木さんが丁寧に答えて、小田さんは「そんなことはわからない」とかっていう沢尻エリカかよ!みたいな答えが多く、興味津津の高校生ファンの香取なんかは「ちょ、、なんやねん。」って想ってたけれど。

私には見えない小田さんの本当の姿があって、
鈴木さんの姿があったんだろうな。
解散なんて一言で言うけれど、幼なじみだったふたりが大人になるまで同じものを追求し続けた。
大学の時は関東と東北という距離を超えて、それでも一緒に音楽を追求し続けたふたり。
そんなふたりが、在るときから一瞬の「すれ違い」もしないくらいの距離の取り方をする。
小田さんが毎年、すてきなアーティストさんたちに囲まれていればいるほど、大きなチームを作っていく度に、香取みたいなオフコースファンはものすごく切なくなり、その「物足りなさ」は年を追うごとに増して行く。

小田さん。
本当は、あなたのとなりに
そのスポットライトが当たる場所に来て欲しいのは、鈴木さんですよね。
そこには、ギターを抱えた鈴木さんが座るはずなんじゃないかしら。

私は、もう一度見たいです。
おふたりが、静かに
とっても静かにギターを持って高い椅子に座る姿。

私はもう、ふたりの心の氷はとけて
ほんとは、ふたりはもう違う次元ではちゃんと心で握手をしてるんじゃないかと想っています。

おふたりがあれから何年もかけて創り上げてこられた人生を
もう一回だけ交わらせてほしいです。
神様。
クリスマスは終わっちゃったけれど、アメリカ的に言うとクリスマスの神様はまだ帰っていないはず。
ふたりの心を凍らせているものを解かしてください。

毎年、クリスマスに想うこと。
他に何も要らないよ。
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