日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
i love"SONG WRITERS"!! ひとり反省会
2013年10月19日 (土) | 編集 |
私がニューヨークで大好きだったコンビ。
作曲家のレナードバースタイン。。。レニーと、振り付け師のジェローム、ロビンス。。ジュリー。
レニーとジュリーは親友で、ふたりで新しいミュージカルを生み出したいと、毎夜毎夜語り合って渾身の思いで世の中に送り出したのがWEST SIDE STORY。
いえいえ、きっと渾身の。。。っていうよりも、ふたりは口笛を吹きながら8AVEをUPPER WESTSIDEに上がりながら、地下鉄の中で、アパートできっと夢を語り合ったに違いない。

ふたりの亡き今、WEST SIDE STORYのロケ地となった場所は、大開発を遂げリンカーンセンターになり、レニーがコンダクターだったニューヨークフィルのホールとジュリーがマスターだったシティバレエのホールが、向かい合って建てられた。

私は、そこに行くたびに聞こえたんだよ。
「やぁ、レニー。調子はどうだい?新曲は進んでるかい?」
「ジュリー、それはそうとあのダンスは最高だね。」
ふたりが、まだ夢を語っているような、そんな声が。

さぁ。
屋良ちゃん主演。
森雪之丞さんのシナリオ、
岸谷五朗さんの演出。

日本発のNEW MUSICAL!
そこは、まるでブロードウェイでした。
ニューヨークの町並みが私の目の前に広がって、まるで親しい友人のような彼らが歌い踊る姿が、今も心の中にあって、いくつものナンバーが身体の中から溢れそうになっています。

そして、私の大好きなレニーとジュリーのように、
屋良ちゃん演じるエディ。そして、中川晃教さん演じるピーターが、今もニューヨークのどこかの地下鉄の駅で、楽しそうに音楽を語り合っていそうな気がします。

ほんとうに、
ほんとうに、
素晴らしいミュージカルでした。ブラボー!!!

音楽は風、
言葉は翼

(あ、、、この下、大いにネタバレします。)
なんていうか、本当に上質なミュージカルを、この日本で見ることができるなんて!と感動しました。

ラストシーンに近づくにつれて、涙が止まらなくなるのです。
なんでだろう。

途中はハラハラドキドキもするけれど、それでもその先には「ハッピーエンドが待っている」。
ミュージカルの中のミュージカル。

そう、ミュージカルはやっぱりハッピーエンドでなければ。
カーテンコールは、出演者さん達が歌い踊る、笑顔いっぱいでなくちゃ。
そんな、まるでブロードウェイの小さな劇場にいるような。
うんきっと、そこはオフの小さな劇場なんだ。
そんな、錯覚に陥るような、飛びっきり上質のミュージカルでした。

森雪之丞さんと岸谷五朗さんは、おふたりでニューヨークに何度も行かれ、これまで50本以上のミュージカルをブロードウェイでご覧になっているんですって。
しかも、おふたりは仕事をもってニューヨークに行って、ホテルで書き物をしてばかりのこともあるんですって。
とにかく、ニューヨークにいるっていうことが大切なふたりのこの作品。

ニューヨークマニアの香取としては、わかる!すごくわかる!
私もマンハッタンに10分でも1時間だけでも、そこにいるだけでよかった。あの地下鉄の匂い。雑踏、高いビル群。
生き物のようなあの街が大好きでした。

そして、そうそう。
まさにIN THE HEIGHTSのセットのようなアパート。
ピザくさい悪霊が住んでいるっていうほど、作曲に没頭してしまうと部屋のカーテンも開けないピーターの、その部屋の大きな窓からは、クライスラービルが見える。エディとマリーがマンハッタンを走り抜ける場面では、エンパイアステートビルが後ろに飛んで行く。
波止場から見えるのは対岸の。。。それは、ニュージャージー!?
しかも、エディとピーターは、ニュージャージー生まれで3軒となりの幼なじみ。
あ、、、皆さんに言ってましたよね?私、アメリカでは、ニューヨークからハドソン川を隔てたニュージャージーに住んでいたんですよ!!

だから、エディとピーターの出会いの話を聞いたときは、うひゃ〜ってテンションが上がって、そして、目の前に「ガーデンステート」と呼ばれる緑豊かなニュージャージーの私のお家やご近所さんが浮かんできました。

私にとっては、なんだか故郷に戻るような、そう、まさにステージの上はちょっと前まで私が道を歩いていたかも?と思われるような風景がありました。

そこには、自信家で正義感の強い作詞家エディと、優しくてエディのことを心から尊敬してる作曲家ピーターがいるのです。
エディは、大きな野望を持っている作詞家で「詩を書くのが運命」と歌うけれど、ピーターは才能豊かでちょっと気弱な作曲家。「曲作りが人生」と歌います。
でも、ふたりは

「歌が出来れば扉が開く
 そこは、ふたりの夢が造ったパラダイス
 この世に100の悲しみがあったとしても、
 101個目の幸せを書き足せばいい」

そう歌います。

エディとピーター。それから、ふたりを何とか売り出そうとがんばる武田真二さん演じるニック。
そんな3人の夢に満ちあふれた生活に転がり込んでくるのが、歌手のマリー。
ふたりが造る新しいミュージカルの台本にたくさんのヒントと、美しい歌声を与えてくれますが、実はそれは彼女が体験した物語で、ニューヨークのマフィアが絡む犯罪のにおいのするお話。
どんなにエディがハッピーエンドにしたくても、どうしても悲しい結末になってしまう。
それは、マリーが実は、物語の中に住むパティとい女性自身だったから。
パティは、マフィアに刑事だった恋人を殺されて復讐を考えている。
しかも、ニックも本当はマフィアに心を売った警察のスパイ。パティの恋人を陥れた同僚の刑事だった。。

物語と現実が絡まり合うなかで、エディはマリーを愛するようになり、
「パティはジミーを忘れることはないけれど、マリーはエディが大好き!」
そう言うマリーをマフィアから逃がすために、自らおとりとなってマフィアに向かって行きます。

マリーは、SPEEDのhiroちゃん。
とってもキュートで、そして歌がとってもうまくなった。
でもね。やっぱりかわいらしい女の子。
ラストシーンでペンギンの着ぐるみを着て、エディに想いを打ち明けにくるときなんて、、、キュートすぎて泣いちゃったよ。香取。

あとでパンフを読むと、
「出会ったときから兄弟のような気がした。」という屋良ちゃんと中川晃教さん。

それを読んでわかりました。
中川晃教さんは、ほんとうに素晴らしいシンガーで、本当に素晴らしいパフォーマーです。
これまで私は、屋良ちゃんや嵐メンが舞台のお仕事をするときは、必ず舞台誌を買っていました。そのいくつかの舞台誌には必ず中川晃教さんの名前があって、中身こそ目を通したこともないのだけれど、彼が舞台の世界でもう随分前からがんばっていらっしゃって、そして認められている方だっていうのは知っていました。
共演者の中に、この方のお名前を見たとき、うわ!来た!って想いました。
すごい人が共演者に選ばれてる。。。って。

屋良ちゃん主演のミュージカルはとっても楽しみだったけれど、ちょっと心配してみたりもしていました。外部舞台で屋良ちゃんは、どんな風に立ち回っているのかしらと。
どんな人達に揉まれているのかしらと。

ミュージカルの後半で屋良ちゃんがマフィアに襲われた後、そのことを知ったピーターが、エディを思って歌う鎮魂歌という歌があるのですが。。。もう〜〜〜〜圧巻でした。
本当に圧巻だった。
この方の表現力。
うわ〜〜。。これは、ジャニーズにはおらんわ。こういう人は、おらんわ。。。。って、もう参りましたという気持ちになりました。
決してクラシックを学んできたような、ブロードウェイによくいるオペラ歌手か!みたいなシンガーではないけれど、彼の歌は小柄な身体のものすごく深いところから感情が溢れ出してくるような歌なんです。
(実際に、ブロードウェイからオファーがくるような俳優さんなんですってね。)

あ〜〜〜。。。屋良ちゃんは、なんて素晴らしい人と共演してるんだ。。。って想ったら、ラストシーンで大泣きしちゃいました。
もちろん!死んだと言われていたエディが、アパートの冷蔵庫からインディアンの格好で飛び出してきて、そりゃもう迫真の殺陣!
しかも、さすがの岸谷さんの演出だと想われる、コミカルでリズミカルで、戦っているのになんだかみんながニコニコしてきて、hiroちゃんなんか「きゃ〜〜!」って笑いながらベッドから飛び降りちゃうような。。。

だから、そんなみんなが

we are song writers
何てステキな商売
赤信号立ち止まれば
見知らぬ誰かが口ずさんでいる

そう歌い出したとき、ひゃ==!!もう涙がぽろぽろ大洪水になりました。
幸せそうな屋良ちゃんは
このシナリオに、このナンバーに
そしてこの劇場に
そして、共演者の皆さんに
何よりもダンスに
何よりも音楽に
何よりも「舞台」という世界に
愛されている

そう想いました。
愛溢れるこのステージで、最高の笑顔でダンスをしている屋良ちゃんを見ていると、涙が止まらなくなりました。
しかも3回とも!(3回目は台風がちょっと気になっていた。)

素晴らしい表現者中川さんは、きっと本当にピーターのように屋良ちゃんと共にいてくれるんだと感じました。
それがもうありがたくて、なんだか嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ふたりが出会ってくれたことへの感謝。

hiroちゃんと並んで歌ってる屋良ちゃんの姿にも泣きました。
嵐もそうだけれど、きっと屋良ちゃんもスピード世代。
当時、もうスポットライトの真下にいたhiroちゃんと屋良ちゃんは、テレビ局なんかですれ違ったりしただろうな。あのとき、きっと光の中にいた(今も!)hiroちゃんのことを、ちびっこの屋良っちはどこかで見てたに違いない。そんなふたりが、同じステージの上でダンスする。歌う。
しかも、何と言ってもふたりは沖縄の人ですから。
脈々と受け継がれている沖縄の魂が、ふたりのダンスする姿の向こう側に見えるんだ。。。それがまた、香取がぶわ〜〜〜っと泣ける理由の一つでした。

とにかく、ストーリーに全く無駄がなく、ミュージカルだからってダンスばっかり歌ばっかりじゃなくってハラハラもいっぱいあって、登場人物さんは誰もがみんなステキで愛すべき人達。
みんな強さと弱さをもっている。
みんな優しくて、愛情がある。
マフィアのボスでさえ、最後はパティにありがとうって言ってもらえる。
友達を裏切ったニックを、最後まで信じ続けるエディとピーター。
扉の向こうに消えていく、武田さんの姿もステキでした。

役者さんの息を合わせるために、テーブルでのお稽古が続くという岸谷さんの演出。
毎日ウォーミングアップは、マットを敷いてでんぐり返しを繰り返すという、岸谷さんのやり方。
歌よりも、台詞よりもさきに振り付けをしていくというお稽古。
屋良ちゃんはきっと、目がぱちくり!だっただろうな。爆!
だけど、楽しんだんだろうな。

私は、台風で1日帰るのが延びた日。
「あ〜〜〜!!なんで、今日が休演日なんだよ〜〜〜!」ってホテルでのたうち回っていました。
もし、上演日なら当日券に並んで台風の中でももう1回見に行ったのに。
いやいや、あと何回でも見たい。

だって、正義感溢れるエディ
優しくて、ちょっと気弱なピーター
勝ち気で賢いマリー
ベトナム戦争から戻って、心の安心できる場所を探し続けていたニック
愛すべき登場人物達に、もう一度会いたい!

こんな気持ちでお芝居を見終わるなんて、本当に久しぶりです。
この作品に、出会えてよかった。

舞台は一期一会だと想うので、
あんな風に心が躍って、そして温かい涙の流れる瞬間に遭うことはもうないのかな。
でも、きっと当分は、あのステキなナンバーが心の中で鳴り響いて
ずっと4人が、私の心の中に住んで歌ってる。

ピーターのアパートには、やっぱりピザくさい悪霊が住んでて、そこにエディがカーテンを開けにやってくる。
ピーターの風のような音楽に乗って、エディの紡ぐ言葉が翼になる。
マリーがその歌声で魂を与えている頃、
時間に正確なニックが
「てんこもりだよ!ビッグニュース!」
そういいながら新しいミュージカルの話をもって飛び込んでくるんだろうな。

このSONG WRITERSは屋良ちゃんの、代表作になると想います。
屋良ちゃんの人生の中で、とても大切な作品になって、彼の背中をぐっと押して
新しい扉を開かせる作品になると信じています。

屋良ちゃん、共演者の皆さん。
どうぞ楽まで怪我なく、たくさんの方をハッピーエンドに連れていってあげてください。
素晴らしい作品に出会わせてくれて、ありがとう!

コメント
この記事へのコメント
私も見てきました
香取さん、またこちらではご無沙汰してます。
私も昨日見てきました!
ほんとにキュートで素敵な舞台でした!

やはりミュージカルには幸せな結末を用意していてほしい。 それが叶う。
そのうえハラハラどきどきするお話でした。

私も噂の中川くん、映像では聞いたことあったけど、生でその歌声を聴いてのは初めてで打ちのめされました。
なんて甘やかで表現力に満ちた繊細な唄声。 
ほんとにこれはかなわない;
hiroちゃんもspeed時代よりも格段にうまくなっているし。
でもその中で屋良ちゃんも頑張っていたと思います。
階段を1段抜かしで上がるように成長していく屋良ちゃん。
素晴らしいし誇らしいです。
このままジャニーズの上限を、グイグイ広げていってほしいです。

いろんな情景が、見たことのないアメリカの街が浮かぶお話でした。
ニューヨークを愛する、そこに住んでいた香取さんには、また違う格別な思いがあるのですね。

見た後アンケート用紙に長々感想を書いてしまいましたよ。 うざかったかも;
でも、現実への非日常である舞台からの贈り物…そんな気がして感動したもので。

それにしても屋良ちゃんは出会いに恵まれていると思います。
この舞台、ほんとに屋良っちの代表作になりそうですね。

2013/10/22(Tue) 23:05 | URL  | 千鳥 #-[ 編集]
私も私も!!
>千鳥さん
コメントありがとうございます。
そして、メールもありがとうございます。それから、色々お世話になっております。
ありがとうございます。
いつかきっと、会いましょうね!!

さて、屋良ちゃん舞台。
コメントうれしいです!
ひさ〜〜しぶりに嵐以外のレポに、拍手もいっぱいもらって嬉しいところにコメントもいただけで、嬉しいです。
そして、みんながこの舞台を観てくれればいいな〜って想います。

屋良ちゃんが表現力の深いひとだって知っていたけれど、うわ〜〜〜中川君ね。
あの声。あの表現力。

楽しい歌も、悲しい歌も。
どれも心に染み渡りました。

気弱なペーター。
そういう役柄なんだけれど、心の中の「熱さ」が伝わってくる歌でしたよね。
ご自身でも曲を提供していらっしゃると言う情報もなく見ていたので、もう一度見ることができれば色々な想いをもっともてるな〜〜と想っています。

かつて、中学生のこと初めて「ウエストサイドストーリー」を映画で観たとき、当時はまだビデオなんてない時代だったので、映画も一期一会でした。
あのときももう一度見たい、もう一度見たいって強く想いました。
そんな気持ちになるミュージカルでした。

屋良ちゃんは、すごく幸せそうでしたね。
プレイゾーンでたくさんの後輩達の前でがんばってるのとはちがって、
「外部舞台は甘えられる」んですってね。たっぷり素晴らしい役者さんに甘えてのびのびやっているんだと想います。
そして、
「悔しい」って想っているでしょうね。
hiroちゃんのダンスと歌唱力に。
そして中川君の声に。
きっと
「あぁ、くやしいな。もっと自分にも力がほしい」って想っているんだと想います。
そうやって想える場所に彼がいて、たくさんのことを学んで、表出しているのがすごく嬉しくて嬉しくて。
。。。。って、だれやねん私?って感じになってきたのでこの辺で。

次は屋良ちゃんの時代が来る!って想っているんですよ。
映像の世界にも興味があるっていう屋良ちゃん。
なんか、、、ドラマとか映画のお仕事こないかな〜。きてほしいな〜。

私の想いばかり書いてごめんなさい。
コメントうれしかったです。
2013/10/23(Wed) 21:39 | URL  | 香取 #-[ 編集]
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