日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
"aliens"
2013年01月06日 (日) | 編集 |
世の中でどんな音楽が聴かれているのかも全然しらないのですよ。

「クリスマスの約束」で小田さんに教えてもらった、キリンジさんの「エイリアンズ」

エイリアンズエイリアンズ
(2000/10/12)
キリンジ

商品詳細を見る



わぁ〜インパクトのあるジャケットですな〜。

1年に一度は必ず語る、香取のオフコースの話。ここから先はむっちゃ長い。
むっちゃ長い。

毎年、この時期になると、香取は小田さんの「にわかファン」になる。
いえいえ、皆さん。
香取は高校生のとき、今の嵐オタ以上にオフコースオタだったんです。
現役のオフコースです。

クリスマスの約束を毎年見るたび、若いお嬢さん達が涙を浮かべて小田さんの歌を聞いているけれど、香取はそれを見て「ふん!」とか想う。

なぜなら、香取は少年みたいな佇まいの34歳だった小田さんのコンサートに足繁く通い、
そして、小田さんが大好きだった。
小田さんの書く詩を何度も何度も読んだ。
小田さんの書く文章を、今でも想い出せるほど読みふけった。
そして、
何度も何度もずっと聞いていた。小田さんの声を。

そして、ある時は空港にお迎えに行き、
あるときは、横浜のお父様の紅茶専門店へ行き、
そしてまたある時は、「港の見える丘公園」で夜更けの風に吹かれたりしていました。

香取は、そんな10代20代を過ごしておりました。
(今とあんまりかわらへんのとちがうか!)

小田さんは、コンサートでは全く面白いことを言わずに
ただずっと一点を見つめて歌う人。
小田さんが汗を拭くときは、タオルじゃなくて頭を振って拭く。
年始に、家族の実家からの帰りにオフコースのdvdを車で見ながら帰ってきた。
「言葉にできない」のひまわりの映像の前で、涙で歌えない30代の小田さんがいた。

当時は大人の小田さんのこと、私はもうずっと先を歩く人だと想って追いかけていたけれど、今30代の小田さんは何を考えていたんだろうと想う。
嵐もそうなんだけど、オフコースにも急に世間が変わっていった時期があった。

私が初めてオフコースのコンサートに行ったときは、まだ空席もぱらぱらあるような感じで、今でも目に焼き付いている、小田さんと鈴木さんがふたりでアコースティックギターをもって並んで座っている姿。
これが「オフコース」だと想ってた。

別れの歌が多かったオフコース。
政治的なことは決して歌わない。ラブソングを歌うバンド。
初めて行ったコンサートでもらったサイン色紙には「song is love」と書かれていた。
オフコースの、ずっと長い間、これがテーマだった。

新曲を出してもオリコンを駆け上ることもなく、こんなに緻密に作られた音楽のどこがだめなんだよ!!って怒っていた。
オフコースはとにかく、色々な音楽に挑戦していて、色々なジャンルをよく勉強して音楽作りがされていた。当時のファンクラブの会報には、鈴木さんによるギターの話やスタジオでどんなことが行われているのか、、なんていうエッセイや、小田さんのストリングの楽譜なんかがさらっと手書きで書かれていたりした。

いちばん「くやしい!」って想ったこと。
映画「銀河鉄道999」の音楽をオフコースが担当することになっていて、私達はそれをとっても楽しみにしていた。これで、オフコースはきっとぐっと先に進むんだって想っていた。
だけど、その仕事をゴダイゴというバンドにかっさらわれた。あっという間に。
楽しみにしている時間の長さと、それをかっさらわれる素早さ。

そのときの会報には、小田さん手書きの「お詫び」というお手紙が挟まっていた。
楽しみにしていた私達ファンへのお詫びの文章だったんだけれど、今想えば小田さんも鈴木さんも、ほんとに悔しかっただろうな。

そんな彼らが「さよなら」という曲で急に登り詰めていく。
これもあっという間だった。
もちろん、彼らの音楽性が素晴らしいことはファンはよくわかっているので「満を持して」という気持ちだったけれど、昨日まで「私のオフコース」だったのが、「みんなのオフコース」になったのはやっぱり寂しかった。

受験勉強の傍らに聞いてたオフコースの音楽。
大学に合格したら、またコンサートに行くんだ。。。って想って、我慢したツアーもありました。
やっともっともっと自由にオフコースを聞けると想った時には、もう彼らはトップにいた。

それでも、テレビに出演しないとか、武道館のような音のよくないところではコンサートは絶対しないって言っていたわがままなオフコース。
(今やドームでやっちゃってるやん。小田さん。)

巻き込まれていく感じもあっただろうな。
その中で、ちゃんと立っていようと必死に流れに逆らってもいただろうな。
求められる音楽があったんだろうな。
やりたい音楽と、やらなければならない音楽がいつしかくい違っていったんだろうな。

私は今でもオフコースのアルバムの1位は「Junction」。
これはほんとに丁寧に作られているアルバムだと想う。
なによりも、ラストの曲「Hero」は、めずらしく小田さんの作詞、鈴木さんの作曲の7分にわたる大曲だった。圧巻の曲。彼らがやりたい音楽を詰め込んだ1曲で、でも今想えば、この歌詞がまるでそれからオフコースの歩く道を表していたような感じもする。

車の中で見ていたdvdの中では、小田さんや鈴木さんがまるでアイドルみたいにpvを撮ってもらっていて、あぁこれは、、、やりたくなかっただろうな〜って感じた。
「ここじゃないんだ。」って想ったり、「だけど、もうちょっとがんばろう」って想ったり、「きっといつか本当にやりたいことを認めてもらえる」って話したり、ふたりは多くのことを話し合ったんだろうな。

香取は死ぬまでに一度でいいから、小田さんと鈴木さんがふたりで歌う歌をもう一度だけ聞きたい。
うん、香取みたいに想っている人はいっぱいいっぱいいるだろう。
一度でいい。1フレーズでもいい。

二人の選んだ道は厳しいな。。。って想う。
特に鈴木さんは、決して振り返らないで、決してその道を曲げないでいる。
私、小田さんはいつか鈴木さんとやりたいなって想ってると想うんだ。
決して言わないけれど、いつかもう一度やりたいって想ってると想うんだ。
だけど、ふたりはすごく自分に厳しい人だから、決してふたりでは歌わないんだ。

あの登り詰めたオフコースの最後のコンサートで、泣いた小田さんが考えていたのは
「ヤスがいなかったら、俺はもう二度と歌うことないんだろうな。」
ということだったと、いつだったかNHKの千里さんの番組で小田さんが話してた。
それほど、小田さんはやすさんと一緒に音楽を作り続けていきたかっただろう。でも、鈴木さん自身はやっぱり、何でも小田さんの曲ばっかり取り上げられる中で、自分のやりたいことができずにもがいていたんだと想う。

鈴木さんの清々しい歩み。
それでもさ〜。ふきのとうの細坪さんとデュエットするんだったら、小田さんと歌ってよ!って想っちゃうけれど、、、そうはならないんだろうな。
もう、こうなったら「さんま玉緒のあなたの夢かなえます」とかに私が選ばれない限り、こんな香取の願いはかなわないだろうな。

さて、話をクリスマスの約束に戻します。
毎年「すごい歌だ!」って想う1曲が、この番組を見ているとあるんだけど。。。。
今年は「エイリアンズ」です。

JuJuさんと松たか子さんと小田さんが歌ったこの「エイリアンズ」
2000年のキリンジさんの曲。
小田さんも「はまった」っておっしゃっていたけれど、私もすっかり昨日からはまってしまっています。3人のハーモニーも素晴らしく心に染み渡ったのですが、本家本元のキリンジさんの音源を昨日iTunesで購入しました。

オフコースだ。。。と想いました。
上質なメロディラインと、何とも言えない、、、張り詰めたような風景の浮かんでくる楽曲です。
それは、昔、オフコースの歌を聞いて、そこに東京や横浜の風景を重ねて聞いていた頃の自分が、ふっと甦ってくるようなそんな気がします。

aliens

なんてセンスのいい、趣のあるタイトルなんだろう。。。と想います。
空港のイミグレーションで、「aliens」っていうところに並ぶ自分を思い浮かべました。
たくさんの人の中にいても「独り」であることを、人はいつも感じて歩いていると思うのですが、
そういう寂しさとか切なさとか、暗闇とか薄明かりとか、、、色々な情景が浮かんでくる不思議な歌です。

そして、この歌にはまったという小田さんが、歌うエイリアンズはとてもすてき。
誰よりも、自分の作ってきた音楽を思い出していらっしゃるのではないかとも勝手に想像する。
折しも、鈴木康博さんも、この曲をカバーされているのですって。
そして、「オフコースの中期の頃の音楽の作り方に、とってもよく似ている。」ってコメントされているそうです。

数ヶ月前、鈴木さんのやってらっしゃるラジオにお手紙を贈られたという小田さん。

「中学時代や高校時代に、一緒に過ごした時間や一緒に見てきた風景、一緒に音楽を作ってきた、そういう想い出を共有できる人がいるというのはとても幸せなことです。」
というような内容だったそうです。(どなたかのブログで拝見してうろ覚え)

中学時代に塾で知り合ったふたり。
同じ高校を目指し、高校生になったら思い切り一緒に音楽をやろうと約束して、一緒に大好きな音楽を聴いていた10代の小田さんと鈴木さん。

今また、同じ歌を違う場所で歌うふたり。

ほんとはもう
ふたりは一緒に歌っているんじゃないの?
60代の小田さんと鈴木さん。

ファンの勝手な願いだし、昔を望んじゃだめなこともよ〜〜く知ってる。
だけど、歌って欲しい。

いいんだ。人前じゃなくてもいいんだ。
どこかでのスタジオでもいいよ。
どこかの海辺でもいいよ。

私達の前じゃなくてもいいや。
ふたりで、
ふたりのために歌ってください。
コメント
この記事へのコメント
ふと・・・
新年のご挨拶は抜きで失礼します、、、、おはようございますv-278


読んでいてふと思ったことを。

『そういう寂しさとか切なさとか、暗闇とか薄明かりとか、、、』
大学時代に一般教養で学んだのだったと思うのだけど、
その講座は、確か「日本の家屋」についてでした。
その中で、日本の家屋がちょっと怖いと感じるのは何故かと
いうと、隅の方に暗がりがあるということでした。
薄暮の時間帯の 「逢魔が時」 って不思議な空間。
目に見える感じや空気感が、私の大好きな時間帯ですが、
そんな日本の家屋や四季のある空気や情景・・・・が
感じられる歌を歌ってられるのでしょうね。

昨年12月始めに 「逢魔が時」はとうに過ぎてた時間(暗い中)に
自転車で転んでしまったので、今年は体に気をつけて
過ごそううと思います。
2013/01/06(Sun) 07:12 | URL  | ちゅみまま #JSqBSQcU[ 編集]
読めませんでした。。。
>ちゅみままさん
それじゃ対抗してグリーンで。

「逢魔が時」。。。読めなかったです。うふふ。
なるほどね。
日本人ならではの歌詞ってあるでしょうね?
黄昏時っていう時間帯でしょうか。。。

しかし。
しかし、私のイメージでは、どちらかというと漆黒の闇って感じの歌です。
でも、きっとちゅみままさんのような言葉を思い浮かべる方もいらっしゃる気がします。

音楽的にはオフコースって感じだけれど、歌詞はとっても込み入ってる、でも私にしてはどこかの街の匂いのする歌です。

私は、エイトの「大阪ロマネスク」を聞くと、ものすごく大阪に帰りたくなるんですが、きっとこのエイリアンズを聞くと、その場所に戻される感情をもつかたいらっしゃるだろうな〜。
今度CDにして持って行きます!(ヒミツの連絡)

逢魔が時。
なんかかっこいい日本人らしい言葉ですね。

日本の家肉は暗闇がある。
なるほど、なるほど。
しかし、私の住んでいたアメリカのベースメントもこわかったわ。
自然ハローウィンって読んでました。

2013/01/06(Sun) 10:51 | URL  | 香取 #-[ 編集]
おじゃまします。
通して2回拝見しました。
私も香取さんと同意見です。
文字通り、ぶんぶん首を縦に傾けながら拝見しました。
特に「政治的なことは歌わない、ラブソングを歌うデュオ」ですね。
今思うと、そういう、「意志ある彼ら」が好きでした。
意志を持って普遍的なラブソングを歌ってきたのでしょう。
私も「ジャンクション」好きです。
オフコースは知っていたけれど、
初めて気に入った曲は「変わっていく女」でした。
あのイントロにやられました。
あのアルバムは「秋の気配」も入っているし、
上手くいえないけど何かバランスの良いアルバムですよね。
頷きながら拝見しましたが、
だけど、ひとつだけ思いつかなかったことがあります。それは、
「さんまちゃんのあんたの夢かなえたろか?」(大爆笑)です。
香取さん、発想が良いわ~(笑)。
親交のあったさんまちゃんなら(笑)、
ひょっとして。

「鈴木さんへの手紙」は私もひょんなことから知りました。
全文も読んだけど、小田さん手紙上手ですね。
彼は文章家としても才能があるんですね。
鈴木さん、のけぞって驚いたそうですが(笑)、
意外だったのかな。

最後に、
akaneさんのサイトでもカキコさせてもらったのですが、私の野望(笑)は、
「オフコースの新しいアルバムが聴きたい」ことです。鈴木さんのアルバムの楽曲良いし。
偉そうに言っちゃうけど、全然才能衰えてないですし、お二人の声が重なったらどんなに良いか。
30年間互いに離れて修行していた分だけ、
良いものできると思うのよ。
私たちファンは普通に受け入れますものね、
ごく普通に。何事もなかったように。
「あ、オフコースの新作だ」って。
普通に買っちゃいますよね、きっと。
ステージはもう「社会現象」起きるでしょうから、
もう、ね、(しなくて)良いかもと私個人は思います。。するとしたら、スタジオとかで。
小田さんきゃあ♪の乙女がいないところでと。
そんな風な妄想を致してニヤニヤと。


2013/02/17(Sun) 06:40 | URL  | こま #-[ 編集]
NEXT
>こまさま
まぁ!!!来てくださるなんて。
ありがとうございます!!とても嬉しいです。

きっと、こまさんも同じ気持ちをお持ちかと思うのです。オフコースに関しては、話し出したら止まらない、、、ですよね。そして、今となっては、ちょっと12月の風物詩、まぁ忠臣蔵のようなくるみ割り人形のような。。。そんな感じで盛り上がってくるオフコースへのこの想い。。。うふふ。

そうそう。そうですよ!
ふたりでコンサートなんてしてもらわなくてもいいんですよね。
テレビもなくてもいいです。うん。うん。
おふたりで、おふたりだけでスタジオに入って、新しい音楽を作ってほしい。
NEXTが最後の曲であったなら、次に繋がる曲を。
まさに、「その先の」音楽を聞かせて欲しいですね。

私達の夢ですね。

JUNCTION
大好きなんです。実は「思い出を盗んで」が好きなんですよ〜〜〜。
なんかあのアイドルっぽい感じが、たまらなく好きなんです。「秋の気配」を初めて深夜放送で聞いたときは、衝撃的でした。「なに!この自分本位な歌詞?」とか思いました。

当時から、ほんとうに小田さんの詩には衝撃を受けっぱなしで、それから小田さんの文字の達筆さ、そして文章もすばらしかったですね。家族で飼っていた猫ちゃんが亡くなるという話がファンクラブ季刊誌に載っていたことがありました。小田さんの描く猫ちゃんが丸くなってるスケッチと共に。
音楽でもない、詩でもないのに、泣きながら読みました。

今思えば、当時の小田さんなんて「お兄ちゃん」やんか。。。って思うほど若かったです。だけど、十代の私からするとものすごい大人で、何でもできて、なんでも知ってて、そしてものすごく強い人だと思っていました。
だけど、今ならあの時のふたりの苦悩が解る気がします。

そして、今、やっぱり先を走る60代のふたりのお気持ちは、私になんかは想像できない。

やっぱり、最後の望み、ラストホープは(ここで、ジャニーズネタを使ったりする)
さんちゃんと玉緒さんしかないですね!(たしかに、当時さんちゃんはオフコースコンサートに来てましたね。)
ときどき思うんですよ。
街角で「あなたの夢なんですか?」ってインタビューされて、熱っぽく語る自分を。

「どうしてもどうしても、死ぬ前に一度でいいから見たいんです。
 いいえ、見なくてもいいです。聞きたいんです。
 いやもう、鼻歌でもいいんです。
 いやあかん。鼻歌なんて完璧主義者のふたりにはでけへん。
 やっぱり新しいオフコースの歌が聞きたいんです〜〜。」

とか語る自分を。
こまさんの街に番組が来たら、こまさん、お願いしますよ====!
2013/02/17(Sun) 07:42 | URL  | 香取 #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック