おもしろいことがあった
2011年12月14日 (水) | 編集 |
日々、大爆笑で生き延びてます。

いやいや、もうすぐ冬休みですよ。
今も、いつもながら忙しい毎日を送っていますが、あとちょっとでご~~~る!です。

近頃、おもしろいことをしています。
「クリスマスのくじ」(勝手にChristmas Lotteryとかゆっています)。

アメリカから買ってきた、たくさんのクリスマスの飾りがあるんです。
教室用にもいっぱいあって、先日、潤君舞台をご覧になるために帰国されたアメリカのお友達には「ハッピーハヌーカ」の飾り物まで買ってきてもらって、教室を飾り立てています。

その中に、ツリーに小さなカゴがぶら下がっている飾り物があって、そのカゴ(てゆうか箱なんだけど)には数字がかいてあるの。どうやら、クリスマスカウントダウンに使うのか?

それで、かとりん考案の「クリスマスくじ」を開催しております。
今週からスタートしたんですが、毎日「お楽しみメッセージ」が入っています。

例えば、
「算数のプリントがもらえる」とか、「ヤンキースのぬり絵をする」とか。
「○○くんのいいところを、語る」(クラスの子みんなに言ってもらいます。)「スキな席に座る」「クリスマスカードをもらう」「クリスマスソングを英語で歌う」。。。などなど。

どれが出てくるかは、シャッフルしてみんなで入れたので、毎朝のわくわくです。
昨日は「算数のプリントがもらえる」ってやつで、かわいらしいクリスマスのシールの貼られた、5枚セットの問題プリントが手渡されました。ぶーぶー言いながら、子供っちはにこにこしてたよ。

そんな感じで、やっと少し落ち着いた日々。。。でも、通知表作りです!現在は。

さて、今日はおもしろいことがありました。
中学生の教室の前を通ると、「戦争の研究」をしている子がいて、研究した内容が掲示してありました。
そこに「ベンチ」という、ユダヤ人の男の子の物語のことが書かれていました。(中学生で習う国語の教材なんです。)

「あぁ、ベンチだね~。この話、知ってるよ~。」って話しかけると、書いた子が私に
「ユダヤ人の話ですよね。私、ユダヤ人が好きなんです。」

ええ~~~~!!!
ほんまかいな~~~~!!

「ほんと?私も大好きなの!!教室にハヌーカの飾りもあるよ!」なんてゆったら
「ほんとですかっ!!」

それから、ふたりでアンネの話やら、私のアメリカ時代にお世話になったユダヤ人おじいちゃんの話とか、色々しました。

彼女も「アンネの日記」を読んでユダヤ人に興味をもったそうです。

なんだかおもしろいな~って思うのです。
だって、おじいちゃんは(って、皆さん覚えてます?)香取にいっぱいドイツからアメリカに逃げてきたことを話してくれた。
香取は、おじいちゃんに
「そのこと、子供達に話して!」って言おうと思ったら、風のように
「じゃぁ、元気で!」って去っていった。
86歳のユダヤ人おじいちゃん。

じゃぁ、香取が語ろう。。。あの日からそう思っていた。
その日がここにあったんだ。。。って思った。

中学生の彼女が、ほんの少し自分で開けたであろう扉を、香取はぐぐ~~~っと開いて、一緒にその中に歩み入る。

そう言う日が、こんなところに待っててくれたんだ。

そうそう、話は変わるけれど、先日、子供っちの保健の学習で生活の様子を調べたの。
毎朝ご飯を食べているか?適度の運動をしているか?

子供っち達は、朝ご飯に何を食べたかを一生懸命話してくれた。
「僕の家は、朝から肉だったんだ。でも、横にちゃんと野菜がついてて、あと、、、足りないのはカルシウムかな?」
「私の家は、今日お母さんが寝坊しちゃったから、おにぎりと、バナナとかフルーツがいっぱいだった。あはは。」
「私のうちは、いくつか大皿におかずがあって、みんなでそれを取って食べるの。」

なんて話が続くんだけれど、どう思います?この幸せな朝ご飯の様子を。
香取はその話を聞いていて、こんなお話を子供っち達にしました。

「私がずっと前にいた学校にね。こんな子がいたよ。毎朝、シゲキックスだけ食べてくるの。どうしてかっていうと、お母さんが夜お仕事をしているから朝起きられないの。でも、お母さんも子供を育てるために必死に働いているんだよ。それで、その子は、毎晩ひとりでずっとお母さんのこと待って、ひとりで寝るんだ。
 学年でキャンプに行ったときにね。朝みんなで散歩に行ったの。その子はずっと『なんで散歩するの?めんどくさい』とか言ってたけれど、テントに戻ってみんなでパンとかサラダとか、目玉焼きの朝ご飯を食べたとき、こう言ったんだよ。

『先生、朝ご飯ってこんなにおいしいんだね。』って。」

目の前にいる子供達は、ドングリ眼で、何にも言わずにその話を聞いていた。
まるで「物語」を聞くみたいに。
だけど、それは現実のお話だっていうことに、驚いて言葉を無くしてた。

「あのね。あなたたちが、どれほどしあわせか。当たり前だって想ってるかもしれないけれど、当たり前のことをするって、本当はものすごいことなんだよ。みんなは素晴らしいお父さんとお母さんがいるんだね。」
そんな話をした。

新宿新次の言葉
「悪を教えないで、子供達が正しく生きていけるっていうのか?」

それからラピュタの
「破壊の呪文を覚えなければ、正しい呪文の力が強まらない」

近頃、「悪」を教える・・・って大事だなって思うんだ。
なんていうか、「この世の悪」の存在を、疑似であっても体験するって必要だなって思う。
ぬるま湯にいて幸せだって思っていても、本当の幸せに気づけないかもしれない。
辛い思いをしなければ、幸せを人一倍感じられないように。

ユダヤ人のことを調べた子は、とっても幸せな女の子だけれど、アンネの人生と自分の人生を重ね、近代国家であるドイツが落ちていったことを知る。
知ることは必要なんだと思う。

「想像力」
まだまだ、今の子供っちには伝えられてないことがいっぱいだな~。
あと数ヶ月で何ができるかな。。。とか、やっとゆるやかなスピードになって生活している私は、そんなこと思ったりする。
まぁ、明日も悪いけれど、テスト三昧だ!
がんばれ、子供っち。
そして、悪から目をそらさず、真実を見つめる子になれ!
コメント
この記事へのコメント
素敵ですねえ・・・
香取さんが、生き生きとお仕事されてる様子が見えるようで、なんだかとっても嬉しくなってしまいました。

私はどうも、学校で素敵な試みをされている先生を見たり、なんだか子どもと接する様子が魅力的な先生を見ると嬉しくてたまらないようで(最近気づいた)、そんな場面に接すると、ワクワクして幸せな気分になります。

おじいちゃんのお話、覚えていますとも!中学生のその生徒さんとのお話、またしてもテンション上がってしまいましたよ!やっぱり出会うべくして出会うのだろうし、でもそれってなんて輝かしいのだろうと思います。

子どもたちは心を砕いて話してくれる、大人のお話を胸にしみこませているんだろうなあ。大人のほうも、子どもたちの話に、あっと気づかされることが沢山ありますね。

悪についてのお話も関心があります。でも多分現時点で、それについてはまだまだ消化不足なので、また自分なりにかみ砕きたいテーマができました。

長々と失礼しました!
2011/12/15(Thu) 22:26 | URL  | フムフム #tbuUZA/A[ 編集]
想像力。。。
これってどうやったら教えられるんでしょうか・・・
息子が震災以降、遊びの中でも震災ごっこみたいな事をする事が増えて・・・そうやって子どもは自分の傷と向き合ってるって言うけど、面白可笑しく遊んでる姿につい説教してしまいます。
食べ物の好き嫌いにしてもそう、何度言っても平気で残したりします。
私もちょっとの事でイライラするし、子育て向いてないんだなぁってつくづく思います。
すべて吸収してくれるわけじゃないのに、根気強く教えてくれる先生には本当に頭が下がります。

ただやっぱり転びそうになったら手を出して助けてあげたいけど、そこはグッと我慢して転んだら痛いんだって事は身を持って知らなきゃいけないんだろうな・・・。
手出し口出しせずに見守るって難しいですね。


教室のクリスマス飾り、いいですね~♪
くじで算数プリントは苦笑いですが、でも楽しんでやってくれそう・・・いいなぁ。
ホント、もうすぐ冬休みですね。
北海道は休みが長いんでしょうか?
明日から更に寒くなるみたいなので、お休み前に風邪引かないように気を付けて下さいね。

2011/12/16(Fri) 21:50 | URL  | みく #-[ 編集]
私も嬉しいです
>フムフムさん
ありがとうございます!
こういう現場のお話に、専門家の方にコメントいただくと、、、どきどき。
それにしても、私の周り、、、このブログの周りには、そういう現場でちびっこたちに接している方が本当に多くて、なんだかおもしろいです。

ブログとかネットとか、、ある意味、無機質なものだけれど、でも匂わない「匂い」みたいなものを発信しているのでしょうか?
かつて、パソコン通信やっているとき(まぁアメーバピグの平面的な感じの)は、相手のキャラを見ただけで「今日、なんか調子悪いでしょう?なんかあった?」なんてわかったものです。
そういうの、きっと感じてくださっている皆さんが多いのかな。

あ、、、コメントのレスなのに関係ないことを。

中学生の彼女は、あれ以来、私とすれ違う度に「先生、ユダヤ人の話しますか?」的なオーラを出しまくっています。あはは。
弟君は「先生もうちのお姉ちゃんも、ユダヤ人が好きなんだよね?」ってゆっていました。もしかしたら、夕ご飯のときに、そんな話題が出たのかな?

私があんまりアメリカの話とかするから、時には
「別に、私、ずっと日本にいるもん。」なんてゆってる少女もいます。たしかに、そういう人の方が多い。
だけど

でも「知る」っていいことだよ。
アメリカやよその国を知ると、もっと日本の事がわかったりするんだよ!!
なんて10歳そこそこの子供を相手に力説しています。

「知る」は「思う」に繋がるんですよね。絶対に!
私は、アメリカに行って、少しは「何か」が変わったでしょうかね。。。
2011/12/17(Sat) 10:40 | URL  | 香取 #-[ 編集]
想像力を教えるなんて。。。ね。
>みくさん
何よりも。。。子供っちは、大人の思い通りになんかならないってことです。
(、、、あ、今、私「先生」になってます。ごめんなさい!)

その子は「その子」でしかないってことですよね。
「みくさんのお子さん」は「みくさんのお子さん以外の誰でもない」ってことですね~。

ちょっとしたことでイライラ。。。。わかります~。でも、世のお母さん達はみ~んなそうみたいですよ。
「私もそうよ。」って言えないので、説得力ないみたいですが。
結婚がゴールじゃなくて、茨の道のスタートのように、、
子育ても、全てのスタートなんでしょうね。
確実に、子供さんを育てていらっしゃる世の中のお母さん達は、香取なんかの人生とは違う「おもいろいこと」「すてきなこと」にいっぱい出会いながら夢と冒険の旅をしていらっしゃるんだと思います。

そのイライラも、まぁドラクエで言えば「ちっちゃい敵」に出会った感じなんでしょうか?
なんて、えらそうにゆっとります。

「震災ごっこ」かぁ~。
それを説教されることは、正しいと思いますよ。
「そういう遊びをされて悲しむ人がこの日本にいらっしゃる」ってことですものね。誰かが悲しむ遊びはしちゃだめですもの。みくさんが説教されて当然。
傷に向き合っているのかもしれない。だけど、みくさんの説教、正しいと思う。うんうん。

あれ?
今日は香取じゃなくて、香取先生みたいなレスでごめんなさい。
こんなえらそうなこと書きながら、日々の生活の中では失敗もいっぱいです。日々反省の香取です。
2011/12/17(Sat) 10:49 | URL  | 香取 #-[ 編集]
素晴らしい
やっぱりかとりんは素敵な人で素敵な先生!大好きです♪
2011/12/23(Fri) 07:39 | URL  | りっちゃん #-[ 編集]
きゃはは~~!
>りっちゃん
ありがと~。りっちゃん。
だけど、きっと今の私を作ってくれたのは、アメリカがたっぷり。

今朝、ニューヨークのブライアントパークのクリスマスショップやツリーが出てて、すご~くあのパブリックライブラリーのライオンに会いたくなったよ!
2011/12/23(Fri) 20:08 | URL  | 香取 #-[ 編集]
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