日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
きれいな夜
2011年01月19日 (水) | 編集 |
本当にきれいな夜でした。

アメリカ東海岸の香取のいるところ、今朝は雨。
昨日も1日中みぞれのような雨でした。
そりゃもう、車は泥水はね飛ばすし、道は悪いし、、、最悪でした。

昨日の夜。
寝る前にふとキッチンから外を見ると、うちのバックヤードにある大きな木が、積もった雪の上にきれいな影を落としていました。

そうだ。。。満月だった。
今朝の雨がいつから降り出したのかわからないけれど、ほんの一瞬のことだったのか、昨日はほんとにきれいな夜でした。

窓から覗くと、真っ白な雪の上に、木々が影を落としていました。
まぁそれは、本当に美しい風景で、窓辺に差す光の下にパワーストーンを並べてから外に出てみました。

真冬なのに、全然寒くない空気がそこにあり、天頂にある満月から強い光が降りていました。
雪の後に1日中降り続いた雨のせいで、雪面がまるで平らになっていて、そしてキラキラ輝いていました。

ふと宮沢賢治の「雪わたり」を思い出しました。
そうそう、こういう雪の上をきつねの紺三郎が歩いて来るのですよね。



雪がすっかり凍(こお)って大理石よりも堅(かた)くなり、空も冷たい滑(なめ)らかな青い石の板で出来ているらしいのです。
「堅雪(かたゆき)かんこ、しみ雪しんこ。」
 お日様がまっ白に燃えて百合(ゆり)の匂(におい)を撒(ま)きちらし又(また)雪をぎらぎら照らしました。
 木なんかみんなザラメを掛(か)けたように霜(しも)でぴかぴかしています。
「堅雪かんこ、凍(し)み雪しんこ。」
 四郎とかん子とは小さな雪沓(ゆきぐつ)をはいてキックキックキック、野原に出ました。
 こんな面白(おもしろ)い日が、またとあるでしょうか。いつもは歩けない黍(きび)の畑の中でも、すすきで一杯(いっぱい)だった野原の上でも、すきな方へどこ迄(まで)でも行けるのです。平らなことはまるで一枚の板です。そしてそれが沢山(たくさん)の小さな小さな鏡のようにキラキラキラキラ光るのです。


そうそう、こんな風景。
もちろんこれは昼間の風景ですが、たった1作、北海道の香取地方で子供達が小学校でお勉強する宮沢賢治の作品「雪渡り」の最初の部分です。

四郎とかん子は、きつねの子紺三郎に雪原で出会い、きつねの幻燈会に招待されるのです。それは、11歳までしか入れないと入場券に書いてある不思議な幻燈会。

ふたりのお兄さんも「行きたいな」って言うのですが、たったふたりで出かけて、きつねの作ったおだんごもごちそうになるのです。

私が昨日のきれいな夜の中で、思い出したのはこのラストシーン。。。うろ覚えだったけど。




「みなさん。今晩の幻燈はこれでおしまいです。今夜みなさんは深く心に留(と)めなければならないことがあります。それは狐のこしらえたものを賢(かしこ)いすこしも酔わない人間のお子さんが喰べて下すったという事です。そこでみなさんはこれからも、大人になってもうそをつかず人をそねまず私共狐の今迄(いままで)の悪い評判をすっかり無くしてしまうだろうと思います。閉会の辞です。」
 狐の生徒はみんな感動して両手をあげたりワーッと立ちあがりました。そしてキラキラ涙をこぼしたのです。
 紺三郎が二人の前に来て、丁寧におじぎをして云いました。
「それでは。さようなら。今夜のご恩は決して忘れません。」
 二人もおじぎをしてうちの方へ帰りました。狐の生徒たちが追いかけて来て二人のふところやかくしにどんぐりだの栗だの青びかりの石だのを入れて、
「そら、あげますよ。」「そら、取って下さい。」なんて云って風の様に逃(に)げ帰って行きます。
 紺三郎は笑って見ていました。
 二人は森を出て野原を行きました。
 その青白い雪の野原のまん中で三人の黒い影(かげ)が向うから来るのを見ました。それは迎(むか)いに来た兄さん達でした。(宮沢賢治著「雪渡り」)


「四月の気層のひかりの底を
唾〔つばき〕し はぎしりゆききする
おれはひとりの修羅なのだ」
(春と修羅)

あんなに美しい童話を書きつつ、農業の研究をしてたくさんの生徒を教育しながら、こんな苦しみに満ちた詩を生み出す人、宮沢賢治。

日本人なら誰もが、必ず人生のどこかで彼の作品に会います。
私なんかは、この作品をお勉強するときは、「とにかく宮沢賢治の本をいっぱい読むのだ週間」にして、図書室にみんなでこもったり、教室にたくさんの宮沢賢治作品を図書館から借りきて、みんなで読んだりしたものです。

この「雪渡り」の中にずっと一貫して描かれている色。。。青。
そして、なんとまぁ美しい比喩の数々。

あまりに美しい夜を見た昨日。
これを写真に撮りたいって想ったけれど、所詮、写真なんて全てを伝える事ってできないんだよね。
できるだけたくさんの言葉を使って、このきれいな夜のことを、ここに来てくださる皆さんに伝えたいんだけれど、うまく伝えられたかな。

そうそう。。。。
不思議なことがありました。
近頃あんまり天使ちゃんとお話ししていない香取。
お仕事を一生懸命探して大変な想いをされている嵐友ちゃんと、メールのやり取りをよくしているのです。そんな彼女のことを考えながら天使ちゃんと話そうと想いました。
だって、、彼女ね。「私の羽根はもうぼろぼろになっちゃった。」って言うんですもの。

エンジェルカードの箱を開けて、まず全部のカードを手にするのですが、そのときたった1枚、箱の底に残っているカードがありました。

「SPREAD YOUR WINGS!
 翼を広げて!」

そんなカードでした。とても美しいカードで、ほんとに心から「うわ~~、、、きれいなカードだ。」って想いました。エンジェルカードには色々な引き方があるそうで、、、香取は、、、そういう「取説」読むのめんどくさいので、いつもカードを切ってぴょこっと飛び出す1枚が、私へのメッセージだと想って引きます。

その日、あまりにもそのカードがきれいだったので、そのカードの説明を読んでみました。
「最後まで絶対に諦めないで。できるはずがないっていう人を避けなさい。今が新しい変化の瞬間ですよ~。」っていうような内容でした。
おお~~ぴったりだ~って想いつつも、そのカードを束に戻して、もう一度じっくり切りました。
「もし、ご縁があるカードなら、また会えるよね?」と想いながら。
そして、カードを切ってしばらくすると、ぴょこっ!

「SPREAD YOUR WINGS!」
出てきました。

やっぱりご縁があったんだ。それにしても、こういうことってあるんだよね?スピリチュアルな方達に聞くと、エンジェルカードは、決められたカードしか出てこない。つまり、その人にはこのカードって決まってるんですって。だから引かないカードは、何度引いても出てこないそうです。
そういえば、私によく出てくるのは、、、「Teaching and Leaenig」これ、、この日も、SPREAD YOUR WINGS!とくっついて出てきました。(たぶん、これは私へのオマケ?)

すぐにそのカードの内容をお友達に伝えました。
内容っていうよりも、そのカードがあまりにも美しくて、もう惚れ惚れしてしまう絵だったから。
そのことを伝えました。

次の日彼女からメール。
「香取さん!仕事が決まったよ!今度は納得して自分のためにできそうなお仕事です。」って。

近頃の香取は、全然エンジェルちゃんと話していなかったけれど、やっぱりいたのね?傍に。。。うふふ。ありがとね。
そんなことを想った夜でした。

さて、そのカードね。
(お写真お見せしたいけれど、これは著作権の問題があるので。。。)

暗い湿地帯のような場所、その水辺で天使ちゃんが今まさに飛び立とうとしている絵です。
大きく大きく翼を広げているのですけれど、その翼そのものが彼女の手なの。
背中にある翼じゃなくて、手が翼になっています。
空は紫色の薄曇り。
決して未来がキラキラしているっていうような風景ではなく、飛び立ったとしてもこれからも辛いことはありそうです。
その空を見上げて翼を広げている天使ちゃんの目は、少し不安そう。

新しい世界に飛び立つっていうのは、ものすごくきらっきらと思いがちだけれど、決してそうじゃない。
これから彼女は、この薄曇りの空で強い風に吹かれたり、雨に遭ったりしながら、それでも飛び続けていくんでしょう。

エンジェルカードって、後光が差すような天使ちゃんもいっぱい出てくるのですけれど、このカードは初めて見ました。きっとその嵐友ちゃんにぴったりの1枚なのかもね。
どんなお天気でも、もう飛び立とうって決めたのね?
そこが荒波みたいな場所でもね。

そんな嵐友ちゃんは、そのカードのことをとっても気に入ってくれたみたいで、ぜひお金を貯めてエンジェルカード買います!ってゆってたけど、嵐のDVDより安いねん。3000円くらいやで。。。

  これですわ。
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コメント
この記事へのコメント
こんにちは
リンクの件、ありがとうございます
私のブログにも貼り付いているので
こちらからでもOKです。

昨日はこちらでも満月でございました。
夕方走っていたら赤い大きなまん丸の物体が・・・近くにいた人たちから「これお月様だよね!?」とお互いに確かめ合うような・・・
本当に大きかった。それに赤くて。
香取さんのところのお月様はどうでした?
ア~浄化忘れた~!!
2011/01/21(Fri) 09:21 | URL  | rinkyohhen #-[ 編集]
とってもきれいでした!
>rinkyohhenさん
すご~~い。
毎日走っているの?
こっちでも走るのがとっても流行っています。
秋にはTOWNのRUNとかニューヨークマラソンにも、お友達が参加していました。
美しい自然を見ながら走るのが、とっても楽しいんですって。
私は近所のドラッグストアに車で行っちゃうような横着者ですけれどね?

がんばってください~。
2011/01/22(Sat) 00:22 | URL  | 香取 #-[ 編集]
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