日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
奈良さんの個展
2010年09月29日 (水) | 編集 |
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この間の日曜日に、奈良美智さんの個展に行ってきました。
今や、奈良さんというと「大ちゃん」を思い出してしまうのです。

ニューヨークでは、地下鉄の駅に落書きしちゃって逮捕される、、、っていう、「何しとんねん。」というような事件が去年ありました。

この個展は、Asian Societyというセントラルパーク近くのステキなビルで開催されておりました。
香取はこの日、NYの嵐友ちゃん達と嵐会を兼ねて楽しんできました。
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今回は嵐友ちゃんのお子様も一緒でした。英語も日本語も話せちゃうステキな少年。。。しかも、男前!と一緒だったので(でも、まだ小学校の低学年です。)こっちのテンションも上がるのでした。

奈良さんの個展は、ただ絵が並べられているのとはまた違う。
大きなワンちゃんの人形?が向かい合わせで3匹いたり、小さなお家があって、外から入れないようにちゃんと板で釘が打ってあったりする。
その小さなお部屋の中に、紙切れに描かれた落書きみたいな作品がいっぱい貼ってあったり。
いくつもドアが並んでいて、ひとつひとつのお部屋はそれぞれ色が違ったり、、、まっ黒な部屋、青い部屋。
かわいい小さな人形がひとりぼっちでお部屋に座っていたり(黒い猫の服を着た?右目に絆創膏を貼っている子)。

私が今回楽しかったのは、子供さんと一緒に行ったからかも。
あ、、、でも、これね。30人の子供を連れて行くんだったらやだね。だって、みんな大騒ぎになっちゃうもん。
でもね。たったひとりで、しかもお母さんが「さわらないで。」っておっしゃったら、すぐに手をすっと引っ込める素直な子供さんですから、こっちは見てるだけで楽しい。
だって、奈良さんの絵のテーマは「子供」。
子供だけど、小さな鋭いナイフを持っていたり、
羊のようなかわいらしい服を着ていたり、
身体が猫ちゃんだったり。。。

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こんな感じのね。。。

ここは、やってくる子供達のテンションをぐ~~っと引き上げる場所だと想いました。
たしかに、一緒に行った子供さんも
「ほら、こっちにおもしろいものがあるよ!」ってとっても楽しそう。
小さなお家の釘で留められた扉を、ノックしたり声をかけたり。。。
セキュリティの方が各部屋にいたのですが、皆さんおおらかに監視している感じでした。

私も、きっと奈良さんはこんな風に見て欲しいんだろうなと想いました。
ちょっと変な絵は「これ、おかしいんじゃないの?」って言い放ってくれちゃったり、「ちょっとこわい。」って想われたり、家があったら入りたいし、扉があったら開けたい。
書いてあることを大きな声で読んでみたい。
そういう自由な気持ちで作品を見て欲しい方じゃないかな?って勝手に想いました。

だから、静まったフロアに響き渡る子供さんの声も「いいんじゃない?」って香取は想ったりしてたけれど、お母様の嵐友ちゃんはさぞかしヒヤヒヤされたことでしょう。

そして、奈良さんと言えば、大ちゃん。
近頃はなんだかプライベートでも仲がいいとか、、、いいお友達ができてよかったね。大ちゃん。

そういえば、ず~~~っと黒人のフィギュア?(っていうのでしょうか。)に、こだわり続ける大ちゃんと、「子供」の絵を描き続ける(マイケルジャクソンもかわいらしい子供の絵になる)奈良さんは、同じものが根底に流れているのかな。。。って想います。

以前、ZEROで対談があったとき、香取は感心したのですよ。
初対面の奈良さんは、大ちゃんよりもいくつも年上の世界的なアーティスト。
そんな奈良さんからしたら、大ちゃんなんて「誰だ?この若僧」かもしれないです。
そんな大物アーティストの懐にすっと入るように、大ちゃんは奈良さんと話し始める。
奈良さんもそう。
大ちゃんって「5人で居たら話さない」というイメージもありますが、彼がその目でがしっと捉えたものは、きっと離さないんだな~。。。
ふたりの話は、実はよく覚えていないんだけれど、なんだかふたりは日本語で話しているのに香取なんかでは考え及ばないような、深い深い場所で話しているような。
いや、もしかしたらずっと高いところにいるのかもしれない。
ふたりにしかわからないことについて、話しているような気がしたの。

前にも記事にしたけれど、同じ事を24時間テレビでも感じたことがありました。

作品を前にしたとき、彼はその中からきっと「何か」を見つけるんだよね。
そしたら、彼はきっとそれを掴むべくその深い奥の方まで入っていって、そこでその作者と話すんだ。
う~ん。。。うまく言えないけれど、きっとね。
奈良さんの絵を見た大ちゃんは、きっと私なんかとは違う「何か」を見ていて、それこそ嵐友ちゃんのお子さんが、「あ、、、この部屋、気に入った。」なんてまっ黒に塗られた部屋に入り込んで「モンスター」なんて歌っちゃうような。。。ね。きっとそんな自然な感じで。
そして、それはその絵の作者と大ちゃんにしかわからないもの。

身体の不自由な女の子の絵を、顔を近づけてしばらく見つめて、その後その女の子と話し込む大ちゃんもまた、きっと彼にしか見えない「何か」をそこに見つけているんだろうな。。
そう思う。

彼の前には、作品だけがあって、その横にそれを創り出した人だけがいる。
そこには「有名」とか「世界的」とか「身体が不自由」とか、「年上」とか「年下」も何もないの。
損も得もないし、
上も下もない。

きっと何にもない。ただ大ちゃんが「うわ~~。。。すげ~~~。。。」って想うものがあるだけ。

きっとそれは、「魚釣り名人」にも言えることなんだろうね。
大ちゃんにとって、奈良さんもすごければ、島の魚釣り名人もすごいし、釣り船持ってる船長さんもそういう存在なんだろうな。。。って、奈良さんの絵を見てて大ちゃんのことを思った。

そして、
そこが大野智の「美しさ」なんだって想う。
立ち姿やダンス、演技や歌や。
私達の目に見える「美しさ」だけじゃなくて
垣根をぴょんっと跳び越えて、自分にとって大事だと想えることに向かって進んでいく。
そういう大ちゃんを、香取はいつも「きれいな人だな。」って思って見ています。

止められても怒られてもまっ黒になってる大ちゃんも
ニューヨークの地下鉄の駅に落書きしちゃう奈良さんも
なんかちょっと似てる気がした。

その、飛び出して行く感じがね。
コメント
この記事へのコメント
楽しそうな個展に行けてよかったですね。
奈良さんの個展に行かれたのですね。
お子さん達と一緒に行かれた時に、
本当に自然に可愛いもの、ちょっとへぇーって感じるもの、面白いものを楽しんでいる様子が感じられて
いつもの香取さんの素敵な文章を楽しめました。

(私はあくまで推測で本当のことは全然知らないのだけど)、
大ちゃんは(きっと、)そんな子供の素直な部分を(大人の部分と一緒に)持ちあわせている素敵な人なんだろうな~、それを自然に表現できる、かっこよさを持った人なんだろうな~。と思います。

(そんな時の感じを彼は、時々「無(無心)」って言葉で表現してるのかな?自然に自然に、心の赴くままに「自分にとって大事なもの、良いもの」を見つめている感じかな?って、感じています。)

(本当にそうなのか、どうか判らないんだけど)
そこがとても共感できて、地味にじーんとインタビューや雑誌の言葉を見て、(感動したり:うーん、大げさで、ちょっと違うかな、「(大ちゃんは)「なんだか本当に好きなんだな?」って感じる時が好きな人が好きなものをみてる時の嬉しさと一緒に)ちょっと心に沁みいります。

(今回は、ちょっと公開でも書いてみました。うーん、恥ずかしい・・・です。(笑))
2010/09/29(Wed) 11:14 | URL  | kurotan #vZRcCP6M[ 編集]
楽しかった~~~
>kurotanさん
コメント公開にしてくださってありがとう~~~。
コメレスもはりきっていってみます!

大ちゃんはきっとkurotanさんのおっしゃる通りの人だと想います。
嵐はみんないい子だけれど、大ちゃんはほら、、、振り付けの先生からものが飛んできても無視できちゃうような、実はとっても強い人。
こうだって決めたら譲らない人。
だから、他の4人も一緒にいてて安心だったんだろうな~。。。っていつも想います。

自分の信じているものを決して譲らず、誰よりも自分に厳しくて、それはきっとお仕事の上でも遊びでも、もの作りでも、、、

そうそう、嵐友ちゃんと奈良さんの作品を見ながら、芸術家ってどこで「はいこれで、できあがり!」って言うんだろう。。。って話しました。

大ちゃんが前に、嵐ウィークのときだったか、オブジェを作っていましたよね?とっても楽しげに。
忙しいのに何度もその場所に足を運んで。
だけど、彼はあるところで「よし、できた!」って言いますよね。
あれって、すごいな~~~って想っちゃうのです。
そこで終わらせる判断力っていうか、決断力っていうか、、、そういうのは「もういいや。」って言うのとは違うんだろうな。。。

う~~~ん。。
kurotanさんが(  )を使って、こうかな?これで正解かな?って想いつつ書き込んでくださったように、きっと彼は私なんかが「大ちゃんは、こういうところがかっこいい。」なんて言っても「それは違うね。」ってどこかで笑っていることでしょうね。

ずっと昔「早くキャラ立ちしたい。」って言っていた5人が、こんなにも伸び伸びと自分らしさをだしていけるようになるなんて。。。そして、特に大ちゃん!うふふ。
2010/09/29(Wed) 11:59 | URL  | 香取 #-[ 編集]
同じ空気
香取さん、奈良さんの個展に行かれて良かったです!日本でも話題になっていましたよ。

私も最近は、奈良さんというと大ちゃんを思い出すのですが、大ちゃんと奈良さんの空気は凄く似ているような気がします。

実は私も、奈良さんと大ちゃんの対談って内容は覚えていないのですが、2人ともとっても良い感じの空気を醸し出していて、見ている私も何だか心地よかったです。
見ている私達を心地よくさせてくれるという事は、本人達は、言葉じゃない違うところで通い合っているんでしょうね。
人間って、心や空気で会話出来る力を必ず持っていて、空気感が合う人って多くを語らずとも凄く通じ合っている感じがしますよね。一言発すれば10解るような。
奈良さんと大ちゃんって、感性も似ているんでしょうね。


お子様も大喜びの奈良さんの個展。私も機会があれば是非、奈良さんの世界に、生で触れてみたいな。
2010/09/29(Wed) 16:06 | URL  | いずみん #-[ 編集]
言葉じゃないんだよね
>いずみんさん
そうなの。
人間って結局「言葉」で話していないんだよね。
英語で話してると、100%情報がわからないと不安になるんだけれど、でも時々、話せていないのにすごくわかり合える人に出会えるときがあります。

なんていうか、魂が呼び合うっていうのかな。
「あ、、、わかるんだ。。。」みたいに感じるとき。

二ノだったっけ、「たくさん話したからって友達じゃない」って書いてたよね。
そういうことだと想うんだ。
ずっと一緒にいても、ずっと話し合ってもわかり合えないこともあるものね。

だから、きっと大ちゃんと奈良さんって、前世から(またこんな話)どこかで繋がっていて、魂が「あ、、、おひさしぶり」っていうような出会いだったんだろうね。
ZEROがアレンジしてくれた対談だったけれど、きっとそういうチャンスがなくてもふたりは会ってたんだと想います。(って恋人か!)
2010/09/29(Wed) 20:19 | URL  | 香取 #-[ 編集]
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