日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
久々ピアノ弾きたくなった。
2010年03月08日 (月) | 編集 |
chopin.jpg

久々に、先生のライブに行ってきました。
いつもは夜のライブが多いので、なかなか行けないのだ。
今回はライブと言っても、おもしろい趣向のものでした。

今年、ショパンが生誕200年なんです。
それで、このイベント「CHOPIN2000」があったのです。

ワールドトレードセンターの傍にあるワールドファイナンシャルセンターというところでした。
ここからは、広がるWTCの工事現場が見渡せるのですよ。
やっぱりこの国ね。
クラシック音楽が近い。
つまり、ものすごく近いところに、とってもすごい人がいるんだと思います。

前に、大学の後輩でジャズシンガーをやっていらっしゃる方もおっしゃっていました。

日本では目指すものと自分の間に、やいやいうるさいことゆってくる人がいっぱいいる。でも、ニューヨークでは目の前に目指すものがある。。。って。

今回のこのイベントは、そのワールドファイナンシャルセンターの中の、色々なエリア5カ所で、朝の9時から夜の8時くらいまでノンストップで演奏が続くというものでした。しかも1週間。
私の先生も、その中の1時間を任されて弾きに来ていました。

ここにも何度か書いていますが、私のジャズピアノの先生はもともとクラシックをずっとやっていた方。
大学の時にワールドミュージックに目覚め、ジャズやブラジルの音楽をやるようになった人。
意外にすごくて、おうちに行ったらピアノの形ををしたかっこいいオブジェみたいなのがあって、
「あ、、、これね。ジャズピアニストのコンペティションで1位とったときのものよ。」なんて方。
きっとすごい人なんだろうな~。

今回、ショパンのイベントだったんですが、彼女はショパンの曲をモチーフにして、それをどんどんインプロバイズしていくのです。
実は、今週のレッスンの時、どうやってインプロバイズするの?って聞いたら、彼女はピアノを弾きつつ色々教えてくれました。

たとえば、「雨だれ」っていう有名な曲、、、あれは、左手の伴奏をずっと生かしながら右手をインプロバイズする。
曲によっては、全てのコードを調べて、その上で作って行く、、、など、その説明を聞いているだけでものすごく楽しみになっていくものでした。

さて、彼女の弾くピアノはアップライト。
センターのちょっとハズレの方にあって、人々が行き交う階段の傍。
そこで、彼女は弾きまくる。
さすが、、、です。
これがね。ずっとクラシック畑の人なら、こんな状況で弾くのはきついと思う。だけど、彼女はライブハウスや公園や、酒場で弾いているわけですから。
そういう意味では、ものすごく「庶民」に近い場所で、ピアノって言う、、、ちょっと高貴な雰囲気を醸し出す楽器を演奏する人。
周りで人が話していようと、走っていようと、通り過ぎようとがしがし弾いていらっしゃいました。

なかなか、、、彼女のクラシックピアノというのも、私には興味深く、、、いやいや、この人、、、クラシックもうまかったんだろうな~って思いました。
だって、お家でショパンをどうやって料理するっていう話をしているときも、
「例えば、エチュードの○番は、、、こうでしょ?」みたいに言って、ばりばり~~って弾いてくれます。

やっぱりね。
ジャズもそうなんですよ。
スキルがなければ広がらない。
かの秋吉敏子さんだって、ピアノの譜面台に常に置いてあるのは「ハノン」ですから。
基本はスキルの維持や向上なわけです。

お客さんはとっても少ない。その傍でランチしてる人とか、ミーティングしている人、、、そんな中、香取はお友達とかぶりつきで聞いていました。彼女には、彼女のイメージの真っ白なバラをプレゼントしました。
おもしろいことに、ときどき何人か立ち止まっていたり、気がつくと後ろにびっしりオーディエンスが居たりする。
どれだけ人の心を掴むか。
大きな会場でコンサートをやって、必死にチケットをさばくのとはまたちがう。
聴きたい人は立ち止まり耳を傾け、興味のない人は通り過ぎる。
まさに、ストリートパフォーマンスです。

それでも、何人かが椅子に座って最後まで聞いて行かれました。
彼女は、自分が公園なんかでパフォーマンスするときは、必ずカードを傍に置いているのです。
今回も何人かの方はそのカードを取って行かれました。
その中のひとり、ちょっとイケメン(こればっかりやん)の方が、立ち止まりカードを取り、そして椅子に座って興味深く聞いていらっしゃいました。
演奏の後、すぐさま彼は彼女のところに歩み寄りなにやら自己紹介をしたり、その演奏のことを尋ねたりされていました。
アドレスを交換したり、、、きっとね、彼もやってみたいと思ったんだと思います。

ほんとに、彼女の演奏はとても温かく人の心を受け止める演奏なんですよ。ジャズなんだけどね。
私も最初にブライアントパークで彼女の演奏を聴いたとき、どうしても彼女と話したくなったんだもの。
このチャンスを逃したら、私はきっとジャズピアノを勉強する事なんてできない、、、ってあのとき思った。
もう2年近く前ですが。。。まぁ、そんだけ思ったわりには、ものになってない。爆!

彼女と少し話して、その場を去った後も色々な演奏家さんのショパンを聴きつつ帰りました。

心惹かれたのは、中国人ピアニストさんの「バラード4番」
大好きなんだ。この曲。
まだ弾けないんだ。
ショパンって、どれだけきれいに美しく聞こえてきてても、その裏に隠された技術の高さがあって、思ったように簡単には弾きこなせない。
それがショパンのすごさなんですわ。
加えて、彼の曲は相当なemotionが必要になってくるので、香取なんかだめなんだな~。こういうの。

彼女はとっても楽にこの曲を弾いていた。
いえ、楽そうに見えるところがこの人の技術の高いところでしょう。だって、この曲、、、相当厳しいもん。
大曲で長いし。

でもな~。
こういうの見ると、、あぁ弾きたいって思うものです。私でも。
ピアノの前に座ろうかな。。。って。
今や、ピアノの椅子の上にぽーんとan・anなんて置いてあったりするけれど。

歌は心、魂、なんてよく言っていますが、
私にとって、実はピアノもそうで、ピアノは私の友達なんです。
だけど、近頃ちょっと疎遠の友達って感じ。ごめんよ。また弾くよ。

そんなことを思ったショパン200年の年。

行きも帰りもWTCの傍を通ります。
ここを最初に訪れたときの衝撃は忘れられません。
そして、その回数が増える度に、この風景が当たり前のようになっている自分も存在します。
私は、所詮、WTCの姿を見たことがないのですから。
ここにすっくとそびえていたツインタワーを実際に見たこともない。
その高さを感じたこともないのです。
私が見るのは、少しずつ成長しているのか、、、と思うくらいの遅々として進まないこの工事現場。

当たり前のようにここを通ってファイナンシャルセンターに向かう。
あ、、、ひとつだけ。
このワールドファイナンシャルセンターこそ、翔ちゃんがZEROで取材に立った場所です。
実は、、、入れたんだな。。。ここ。知らなかった。
コメント
この記事へのコメント
香取さんは、学校の先生ですネ!♪
日本語を、教えているのですか?

うちの娘も、以前、ワシントン近くにある大学に短期留学しました!♪

アメリカは、本当に憧れです!♪一度もいった事無いので。。。!♪

外国の生活は、もう慣れていらっしゃるのでしょうネ!♪

日本食のお店もあるのですか?!♪
2010/03/11(Thu) 09:24 | URL  | YUMI (DIANA・LOS) #NqwoKNcQ[ 編集]
ピアノ演奏聴きたいです!♪
是非、日本に帰郷されたときには、ピアノの演奏をお聞かせくださいネ!♪

とても楽しみにしております!♪
2010/03/11(Thu) 09:38 | URL  | YUMI (DIANA・LOS) #NqwoKNcQ[ 編集]
今はぷーです。
>YUMIさん
こちらでは、ぷーです。
日本に帰ったらまた仕事したいな~って思っています。
いや、やる気満々です。

ピアノは、、、なかなかものにならないですね~。
とてもお聞かせできませんわ。
2010/03/11(Thu) 21:55 | URL  | 香取 #-[ 編集]
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