日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
書き留めておきたいこと
2010年02月11日 (木) | 編集 |
北米、東海岸。
ものすごい大雪です。
半端ないです。

昨日の段階で、一般企業や学校、役場関係もクローズ情報を出しいて、今日は1日家に閉じこもって危険回避しろ、、、そんな状況でした。こちらに来て2年目が終わろうとしていますが、これだけ危機感あるのは初めてでした。

まぁ、ゆうても、、、私ら道民ですから、大雪くらいへっちゃらなんですけれどね。
ただ、、、私、北海道ではマンションだったので、除雪は自分の車の周りくらいで、盛大に家のドライブウェイやら郵便屋さんの通り道を除雪するのは、、、初めての経験でした。
(あ、、、もちろん、学校の通学路の除雪とかはDUTYでしたが。)

今日は1日に3回除雪しました。
3回とも、結構な雪の量でした。(札幌とか旭川の人、すごいわ。尊敬します。)
停電するとかガスが止まる。。。っていう情報も流れていましたが、今のところ無事です。

さて、初めてのこと、、、というと、昨日こちらに来て初めて「お通夜」に参列してきました。
「WAKE」と言うそうです。
お世話になっていた図書館の英語の先生が亡くなられました。(あ、、、いつもここに出てくる、おじいちゃんではない。)

先週の月曜日は楽しく元気に図書館に来られていて、週末にはPROGRESSIVE DINNERっていうのに行くんだ。。なんて、お迎えに来られた奥様と楽しそうに話していらっしゃいました。

もともとは軍人さんで、第二次世界大戦の時はハワイにいた、、、っていう生き証人のような方で、相当お年も召していらっしゃったので、私はあまりお話が聞き取れなくて、、、そんなにじっくりお話ししたこともないのです。
でも、毎週とっても楽しみに来られていたそうで、実は病院の手術を延期したりもされていたようです。

アメリカはボランティアをしていらっしゃる年配の方がとても多く、彼もその一人でした。
アメリカの社会というものがよくわからない私達に、アメリカの軍隊のこととか、、、ご自身のご家族のこととか、教会の行事のこととか、、、色々なお話をしてくださいました。

ときどきクラスの途中に寝ていらっしゃることもあったりして、「寝てるで~。」なんて私はお友達にこそこそ話したりもしていました。爆!よく人の話の腰を折る方で「anyway」なんて言い出したら、「来た来た。。。」とか、またこそこそ言ったり。。。
キャラの立ったアメリカンそのものって感じの、陽気で優しいハッピーな方でした。

ディナーの途中に倒れられたそうです。十分楽しまれた後だったそうです。来週からは週に3回も病院に通って、肝臓の治療もしなければならなかった。。。彼は病院に縛り付けられる予定だった。。。そう息子さんがおっしゃっていました。

さて、WAKE。
相当緊張しました。だって、しきたりが解らないのですから。
日本でも本州と北海道が違ったりするわけですから、アメリカだとどうなのか。。。。

ちょうど英語の学校に行った後に訪問を予定していたので、学校の先生に
「奥様になんて声をかければいいんだろう。」と質問しました。
「とにかく。I'm sorry.以外言う必要はないよ。」と言われました。
何人もの方から、色々なお悔やみの言葉を言われているはず、そんな方にそれ以上語る必要はない。それよりも、君の表情や声のトーンが、ちゃんと表現するはずだ。。。と教えていただいて、日本人のお友達と向かいました。

緊張しました。
日本のお通夜やお葬式、、、私は病院のお見舞いさえ苦手です。
自分が固まっていくのを感じる場所。
当たり前だけれど、「負のオーラ」が出まくっているところでは、私、金縛りのようになってしまうのですよ。(そういう意味で、学校というのは正のオーラばかりの場所なので生きやすかったのかもしれません。)

お友達と「ご挨拶したら、もう速効帰ろうね。。。」とか「どうしよう。。。彼の姿見たら、私、、、あかんかも。。」とか言いながら行きました。

そのお通夜をするホームは、普通のお家のようになっていて、入るなり
「ハーイ、よく来たね。コートはこっちに。そこの紙にサインすればいいんだよ。」
そんな感じで中に通され、すてきなお部屋を抜けると奥にたくさんの椅子が並んでいました。

棺にはアメリカの国旗がかけてありました。(さすが軍人さんです。)
その前には、ご家族の方が並んでいらっしゃいました。
皆さん、少しドレスアップされた格好で、ちっとも真っ黒じゃないし、飾られているお花も華やかな花かご達でした。お部屋中に、生前の幸せそうな写真が飾られていました。
「むっちゃ男前やったんや。。。」という軍服姿の写真もたくさん、ご家族との写真やパーティでの写真。
奥様とのラブラブ写真。
まるでアメリカ映画のパンフレットか何かを見ているようでした。
そんな中でご家族の方達が、参列された方達ととても楽しそうに談笑していらっしゃるのです。

私達も奥様の前にやっとたどりつき(だってひとりひとりが長い~~~しゃべりまくり)、
「まぁ、よく来てくれたわ。。。ありがとう。」とぎゅ~~ってされて、ほっぺにキスしてもらい
そして、生前の彼はとっても図書館で教えるのが好きだったのよ。。。なんてお話をしていただきました。
お会いしたこともない息子さんや娘さんが
「彼の生徒なの?彼はほんとにちゃんと教えてたのかしら?わっはっは。」なんて、みんな笑顔です。

氷のように固まっていた私達は、なんだかホームパーティに呼んでいただいたようにリラックスしました。
そこにもう彼はいなくて、星条旗のしたに眠っているけれど、こんなステキなご家族とお友達に囲まれて、確実にこの人、、天国に行くんだろうな~って思いました。
とても上品なアメリカのファミリーの姿を見せていただいた気がしました。

初めてのことだったので、できるだけ失礼の無いように。。。と色々なサイトでアメリカのお葬式について調べてみたりしました。
あるサイトに、「アメリカのお葬式は、しばしのお別れの会で、またすぐに会いましょうというお見送りの意味をもちます。」というようなことが書かれていました。
それぞれの方が、それぞれの宗教をもっていらっしゃるので、全てそう当てはまる訳ではないと思いますが、あぁそうなのかもしれないな。。。と思いました。
もちろん、故人がご高齢だったということもありましたが、とにかく終始和やかで温かな雰囲気でした。

アメリカの社会になかなか入っていくことのできない私ですが、ちょっぴりだけ覗かせていただいた気がしました。

もちろん、悲しい気持ちはいっぱいですが、本当にお幸せだったんだな。。。というのを、ご家族の様子を拝見して感じました。

なんとなく書き留めておきたくて日記にしました。
読んでくださって、ありがとうございました。

「なごり雪」にしては、降りすぎの日でした。
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