日本に戻ってきた香取とたろうが嵐を想い綴る「なまけ日記」
「ダヴィンチコード」観たよ!!(ちょっぴりネタばれ)
2006年06月03日 (土) | 編集 |
「へぇ==!!そうなんだ。」
「そ、、、そんな秘密が!!」
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一足遅れて「ダヴィンチコード」やっと観てきた。
近所の映画館はガラスキ。
大阪で映画を見るときは1回めに行かないと立ち見なんてざらだったけれど、香取の地方はどんなに人気のある映画でも、封切りの日に行ってもガラガラだ。

おもしろかった!!
原作を読んだからとか、特番を見たからとか、まぁ情報も多かったんだけれど、「いつか自分が宗教をもつならキリスト教」と考えている香取からすると、とっても興味深かった。
「信じるものは何なのか?」を自分自身が見極めること。。。これが宗教を持つ上で大切なことと「えせキリスト教」の香取は思う。
大学の4年間「聖書」の勉強をしていた。
これは私の学校では逃れることができな授業だった。
もちろん、授業と授業の間には「チャペルアワー」という礼拝の時間もあった。
音楽を専攻していたから、キリスト教とは切り離して考えられない。だって、クラシック音楽は「宗教」から生まれているから。
「宗教音楽」という授業もあった。
先生の「グレゴリアンチャント」の説明を聞きながら、いつも落ちそうになっていた。
儀式的行事全て、入学式から卒業式まで、パイプオルガンとともに賛美歌を歌う。
今でも「誇り」のカレッジソングには、こういう詩がある。
when war clouds bring their dark alarms,
ten thousand patriots rush to arms,
but we would through long years of peace。。。。
戦雲がその険悪な動向を示す時、行く万の愛国者は武器をもって参ずる。
しかしわれわれは平和を求め続ける。神のもとに、、、ちょっと香取の意訳も入ってるけど。
私はこの学校で出会った先生や友人、それから聖書の言葉と音楽の美しさを信じているので、いつの日か宗教をもつとしたらキリスト教をと思う。
イエス様に子供がいようと、人間であろうかかまわない。
プロテスタントのやり方で(礼拝をするときは戸棚から十字架を出してくる。。。なんて簡素な)聖書を学んできたけれど、カトリックの教会の造りを美しいといつも思う。

数年前。
アラブ首長国連邦のアブダビと言うところに住んでいた時、クリスマスを教会で迎えた。
その年は、クリスマスの12月24日とラマダン(断食月)が同時期になった。
キリスト教の行事は1年を通して変わらないけれど、イスラムの行事はイスラム暦と「月見る委員会(moon sight committee)」が決めるので毎年時期がずれる。
「ラマダン」(日の出ている間に食べ物を口にしてはいけないの。)はイスラム教の一番大きなイベントなので、他の宗教に寛容なUAEでさえ、全ての場所での(家の中はおっけーよ)飲食と国際的な場所であるホテルなどでも、音楽の演奏が禁止となる。
毎年クリスマスパーティはホテルで楽しくやってたけれど、その年だけは教会で行うことになった。ラマダンの時期、唯一クリスマスを祝うことが許される場所なんだ。

私はアブダビのオーケストラでバイオリンを弾いていて(しょぼしょぼなんだけどね。)最後尾辺りでクリスマス礼拝の音楽演奏に参加することになった。
場所はセントアンドリュース教会というカトリックの教会だ。
おもしろいことに、その隣には立派なモスクが建っていて、空高くミナレット(イスラム寺院の塔)がそびえていた。そしてその向こう側にはプロテスタントの教会があった。
「宗教のデパート」なんて私たちはその場所を呼んでいた。

私の友人のサンドラ(彼女はイギリス人でありながら、出身のバミューダ島をナショナリティとしている面白い人)は「ちょうどいいじゃない?the first noelが歌えるじゃん?」なんて気楽に言っていた。
そう、この曲の中には♪born is the king of israel♪というフレーズがあって、この「イスラエル」という言葉が絶対に歌ってはならない言葉なんだ。
UAEでは。徹底してアラブ諸国はイスラエルを忌み嫌っているのだ。
でも、この年は教会の中だから、どの歌を歌っても大丈夫というのが企画の彼女たちの考えだった。

その日はあらゆる国の人たちが、教会を訪れた。
みんなアブダビで働いている人たちだ。
欧米人。そしてアジアの人たち。日本人の私たち、中国人、コリアン、フィリピンから。。。クリスマスをお祝いしたいと思うあらゆる国の人たちがそこに集まった。
そこにはかつての戦争でアメリカ人にこてんぱんにやられてしまった私たちもいれば、私たち日本人が不幸にしてきたアジアの人たちも、たくさんクリスマスを祝いにきていた。

そして、外ではパレスチナとイスラエルが相変わらす憎しみ合っていた。
香取には仲のいいパレスチナ人の女の子の友達がいた。
神父さんがお祈りをしているとき、外で大音響のアザーンが始まった。
おとなりのモスクがイスラムの祈りの時間を知らせている。
みんな顔を見合わせて笑った。でも、最後に「アーメン」って言い合った。

コーラス隊が「O HOLY NIGHT」という歌を歌いはじめた時、不思議なことが起きた。
Fall on your knees, O hear the angel voices!
O night divine, O night when Christ was born!
O night, O holy night, O night divine!
そう歌った時、、、、バイオリンを抱えて一緒に口ずさんでいた香取は、ものすごいものを見たんだ。
高い教会の天井から天使が降りてくるのを見たんだ。
具体的に、視覚で見たというのとは違う。
だけど、その時、宗教をもたない香取は深く深く神様に感謝した。
そして「どうかパレスチナとイスラエルも仲良くなりますように。」と祈った。
世界の平和を祈ったんだ。
「世界の中心で愛を叫ぶ」という小説があるけれど、その時、そこは「世界の中心」だと思った。

イエス様に子供がいようが、イエス様が人間であろうがそんなの関係ない。
最後にトム、ハンクスが言ったように「何を信じるか。」だと思う。
自分の心に添った、「信じるもの」なんだと思った。
コメント
この記事へのコメント
自分が何を信じるのか、その問いかけはとても難しいです。自分が信じられるものを持ち続けることはすばらしいと思います。

ちょっとネタバレが入っているみたいですが・・・。大丈夫かな(笑)
2006/06/03(Sat) 21:20 | URL  | どん #-[ 編集]
そっか~
トム・ハンクスといえば、グリーンマイルっていうくらいグリーンマイルのトム・ハンクスにはまってたんだけど、この映画は、原作も読んでいないので、私にはむずかしい…(ったく、頭悪いんだよね~)
でもね、世界観って、いろんな映画見たり、音楽を聴くたびに広がるなって思います。
そして、その中から、自分を肥やしていくのかな。
香取さんの今までのいろんな経験がとっても羨ましい。私はどうなんだろう・・・何かを得てるのかな・・・
2006/06/03(Sat) 23:14 | URL  | ミーハーママ #-[ 編集]
ネタばれ
>どんさん
あ。。。そうね。
でも、これ読んで、見た気になる人もいないでしょうに。爆!
しかも、もう原作は世界的にベストセラーだしね。

でも、やっぱり原作がおもしろかったです。
いま、同じ著者の「天使と悪魔」っていうの読んでいます。
まだちょっとだけですが。
それにしても、私のネタばれよりも、この著者さんの命あぶないわ。バ○カンなんて何考えてるかわからへんで。
。。。って書いてる香取もあぶない?
2006/06/04(Sun) 00:06 | URL  | 香取 #-[ 編集]
価値観
>ミーハーママさん
数年前にうちの家族が「アラブ首長国連邦行き」って決まった時、「うわ、どこよ。それ、やだよ。そんなところ。」って思ったよ。
夏の気温50度ってなんだよそれ。
砂漠に住むの?テントに住むの?とかね。

最初はこわかったアラビアの人たちのお祈りの姿が、帰国するときは何よりも「美しい姿」に見えた。
私が人生のバイブルと思っている「アンネの日記」が発禁になっている国。
最後の最後までパレスチナ人の友達(女子大生だった。)と「私の大好きな本はアンネの日記だよ。」って言えなかった。
そんな彼女の恋人はクリスチャンだった。
だから、「私たちは永遠にこの世界では結ばれないの。」と彼女は笑って言ってたよ。
親の決めた人ともうすぐ結婚すると言う16歳の女の子(UAE国民のね)は、バックストリートボーイズのハーウィDが好きだって言っていた。「好きな気持ち」があるけれど、親の決めた人と結婚するしか道のないイスラム教の女の子たち。

それを否定するのは日本人の価値観であって、幸せの形って違うんだろうな。。。って思う。
日本人は選択肢が多い。
だけど、幸せかどうかはわかんないよね。

でも、パレスチナがユダヤ人に国を奪われたように、ユダヤ人にも苦しい歴史がある。
教育って大事だと思うわ。
「知る」って大事だよね。
だって、「知らない」ことは「人を傷つける」ことに繋がってしまうかもしれないものね。
あ、、、なんか話題違う?

多くの価値観を知るのが、うん、人間にはあってもいいのかな~。
2006/06/04(Sun) 00:19 | URL  | 香取 #-[ 編集]
自由
v-259香取さんの言うとおり、選択肢の多い日本人。結婚相手も宗教も自由な今。世界中の人々が日本人と同じ条件で生きてると勘違いしていることって多いと思う。恵まれている分、自分で責任もたないといけないんだよね。
典型的な無宗教な我が家も、お墓が入っている寺の宗派と実家にある仏壇の宗派が違うし、クリスマスにはケーキを買ってその仏壇にお供えして「チ~ン♪」なんてやっている。
旦那は「えせ」イスラム教徒だし、私は賛美歌が大好きであったりする。
私にとって宗教は、教徒の心のよりどころぐらいにしか見えないんだけど、私たちの親がこの両親であるように、私たちが生まれた国がこの国であるように、旦那の宗教に対する考え方は「えせ」とは言え、深い。単なる哲学とは違うみたいだ。
ところでダヴィンチコードは、テレビの特番だけちらっと見た。映画を見るのが下手くそな私は、あれだけで見た気になっている(爆)。
2006/06/04(Sun) 11:19 | URL  | ひろみ #IbEf6Jbs[ 編集]
宗教の話
>ひろみお姉ちゃん
この話題は、本当に日本人って理解できないよね。
ダヴィンチコードは、映画もおもしろいけれど、やっぱり原作がいいわ。何回もしつこいけれど。
原作を読んだときのワクワク感は、映画にはあまりなかったな。
ただ、ひとつ。
本物のルーブルでの撮影はきっと興奮しただろうね。
ルーブル行ってみたい。

本物の絵の息づかいって違うよね。
香取はサルバドールダリがとっても好きで、いつかメトロポリタン美術館に彼が書いたガラの絵を見に行きたい。
2006/06/04(Sun) 13:12 | URL  | 香取 #-[ 編集]
ダリの妻ガラ
ずっと昔電車の吊広告にこう書いてあって「妻ガラ」ってナンだろうと思った。名前じゃんね。
私はメトロポリタンでルイ13世だか14世だかの生絵画を見てしばらく立ち止まって感動した。瞳の輝きとか、レースの透明感だとか、ビロードの質感が油絵でどうしてこんな風に出せるんだろうってじ~っと眺めてしまった。黒目の光と白目の光が微妙に違うんだよ。ゲージュツにはうとい私だけど、やっぱり画家のセンスと技には感動した。MOMAは何だかわからなかった。とほほ。
2006/06/04(Sun) 19:01 | URL  | ひろみ #IbEf6Jbs[ 編集]
ダリとガラ
>ひろみお姉ちゃん
ニアミス?
ガラは生涯ダリが愛した奥様だよ。
香取はね。ダリの生まれたカダケスっていうところに2回くらい行ったことあって、その時初めて知ったんだ。
ダリのあやしい絵のバックには、いつもカダケスの風景が描かれている。。。って。
自分が今いる場所の目の前の風景が、ダリの絵にはいつも表現されているんだ。。。って。
それから、ダリの絵が好きになった。
彼の描く地中海が好きなんだ。
彼の家には、大きなガラス1枚の窓があって、その窓からは地中海が見えるようになってるんだけど、その風景自体が絵なんだって。
窓枠は、額なんだってさ。

ガラは本当は親友の奥さんだったんだ。
だけど、ダリが奪ったの。
そして、ガラは生涯ダリを支え続けるの。
たしか、ガラの方が先に亡くなるんだと思う。
ダリのお墓。。。てゆうか、ダリ美術館も大好きで2回行った。
めっちゃうけるよ。めちゃくちゃな中身で。
また行きたいな~。

絵って。。。すごいよね。
時空を超えた芸術だ。
音楽は、時間とともに消える芸術。。
どちらもすごいよね。
2006/06/04(Sun) 19:15 | URL  | 香取 #-[ 編集]
まだ…まだなの~~~~!!
公開中にはあの上下巻を読破し、絶対劇場へーって思ってるんだけど、全然進まないの。
まだ上の20p位をまごまごと…え?

だから、ここの記事読んでませーん。
本腰入れて読まなきゃ!!

出来れば今週中には…………。


興味は凄くあったのに、なんで今まで読まなかったんだろうと後悔。

きっと、間に合わなくてDVDレンタルで終わりそう…(汗)。

2006/06/04(Sun) 21:36 | URL  | 空。 #-[ 編集]
ほとんどネタバレはないよ~
>空さん
香取の記事、まぁ1行かな。ネタバレ。
そんなもんですよ。
あとは、しつこい宗教観を書いているだけですよ~。
でも、映画見たら読んでやってね。

空さん。
香取が原作を読破したのは、1年くらい前に翔ちゃんがビートたけしさんとかと特番やったでしょう?
ルーブルの謎。。。みたいな感じの。
あの時に、「櫻井さんはダビンチコード読まれたんですよね?」っていう司会の方の話で、読みはじめましたわよ。
でも、翔ちゃんのコメント。。。どうか?と思ったけれど。

慶○ボーイは、そういうことも望まれて大変やね?と思った番組だったんだけど、でも読んでみたらほんと、おもしろかったです。
翔ちゃん目指して、がんばってね。
2006/06/05(Mon) 17:15 | URL  | 香取 #-[ 編集]
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秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
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2007/10/02(Tue) 18:44:26 |  学ぶ・教える・教育についての言葉